2回目の入院
前回、風邪をひいて延期となってしまった手術がようよく実行されることになり、1月26日から入院しました。
結果から言うと、まさかの、今回も手術延期となってしまいました…。
今回は
26日 入院
27日 絶食+鼻からチューブで下剤
28日 手術
の予定で28日朝まで予定どおりに進みました。
前回入院したときは風邪をひいて熱があったため元気がなくグッタリしていたので、ある意味、絶食はラクでしたが、今回は元気いっぱいの状態での絶食+下剤、かなり過酷でした…。
27日朝から絶食だったのだけれど、朝起きてすぐに「マンマ!」
ほかのみんながごはんを食べるときにはカーテンを閉めて見えないようにしたり。
あと、水分は摂ってもよかったので、氷をいっぱい食べさせて乗り切りました。
鼻から下剤、というのは前回同様、500ml(航太郎の身体にとってはかなり大量)の下剤を点滴のような感じで鼻から食道までチューブを通して直接流し込みます。
ポタリポタリ、と1時間半ぐらいかけて入れるのですが、航太郎のおなかがどんどんふくらんでいくのが見ていて分かるぐらい、そのぐらい大量です。
腸の手術なので、感染症を防ぐため、完璧に腸管を空にしなければいけないのです。
そのあと夜2回浣腸をして、腸の中を完全にからっぽにして、28日にいざ手術。
の予定で、手術着に着替え、私と一緒に手術室に入り、全身麻酔をかけ、航太郎を先生に預けて、私とパパは病棟で待つことになりました。
病棟に着いて30分ぐらいすると先生が私たちのところにやってきました。
あれ、もう終わったの?ちょっと早くない??…
「今日は手術はできません」
先生いわく、手術前最後の腸管洗浄をしたところ、まだまだ腸にうんちが大量に残っていて、あとからあとからポロポロと岩のようなうんちが出てきてきりがない。
この状態では危険(感染症のリスクが高い)で手術はできない、と。
航太郎のような子(ヒルシュスプルングとかひどい便秘の子)であっても、500mlの下剤をかければ胃から腸までからっぽになるはずで、今までは同じ手術でもこの処置でやってきたそうです。
しかも航太郎は1ヶ月前に腸洗浄もして、そのあと1回目の入院時に今回と同じ500mlの下剤もして、まさかそれなのにこんなに溜まっているなんて、先生たちも想定外でびっくりしたそうです。
今回ポロポロ出てきたという岩のようなうんちは、何ヶ月も前から溜まっていたものだとか。
初めてこの大学病院を受診してから何度も腸のバリウム検査も受けてきたけれど、それでも分からなかったのは、バリウムは肛門に近い部分にしか入れておらず、その上のほう(小腸)の様子まではバリウムでもレントゲンでも確認できなかったから。
こういうこともあるから、と、500mlという大量の下剤を使うらしいけれど、航太郎の場合はそれでも効かなかった…。
とにかく、今回はこれで退院して、手術は来週に延期となりました。
つぎは鼻から下剤を3回やるそうです。
この処置は本当に壮絶です。
まず鼻からチューブを入れるときに号泣。
右手は点滴をつけていて手袋をはめられており、残っている左手も鼻をいじらないようにと手袋をはめられて、そうすると航太郎はガーゼが持てないため、この両手手袋で大パニック。
涙と鼻水と汗で鼻にとめられているテープは剥がれるし、大暴れで大号泣で、その痛々しい姿に、同室の子のおばあちゃんは「見ていられない」と涙を浮かべながら外へ出ていってしまいました。
という状態が1時間半。
次はこれが3回かぁ…。
一番つらいのは航太郎だということはよく分かっているけれど、付き添い入院も正直とても大変だし、もう3回目。またこういう諸々が一からやり直しだと思うと本当に気が重いです。
でも、先生は「必ず便秘治します」と言ってくれているし、この病院は先生たちも看護師さんたちも説明がとても丁寧で安心できるので、みんなを信じて、私も航太郎と一緒に頑張ります。
あ、そうそう、今回の入院ではとても嬉しいこともありました。
入院初日に航太郎の保育園の園長先生がお見舞いに来てくれて、「保育園のみんなから」と千羽鶴を作ってきてくれたのです!
こんな立派な千羽鶴!!
まさかこんな物を作ってくれているとは知らず、感動してしまいました。
園長先生は航太郎を抱っこしながら「がんばれよ」と涙を浮かべていました。
なんでも手伝ってくれるおじいちゃんおばあちゃんたちも近くにいるし、みんなからいっぱい心配してもらって、航太郎も私たちも幸せです。
次が最後の入院。がんばろう!
結果から言うと、まさかの、今回も手術延期となってしまいました…。
今回は
26日 入院
27日 絶食+鼻からチューブで下剤
28日 手術
の予定で28日朝まで予定どおりに進みました。
前回入院したときは風邪をひいて熱があったため元気がなくグッタリしていたので、ある意味、絶食はラクでしたが、今回は元気いっぱいの状態での絶食+下剤、かなり過酷でした…。
27日朝から絶食だったのだけれど、朝起きてすぐに「マンマ!」
ほかのみんながごはんを食べるときにはカーテンを閉めて見えないようにしたり。
あと、水分は摂ってもよかったので、氷をいっぱい食べさせて乗り切りました。
鼻から下剤、というのは前回同様、500ml(航太郎の身体にとってはかなり大量)の下剤を点滴のような感じで鼻から食道までチューブを通して直接流し込みます。
ポタリポタリ、と1時間半ぐらいかけて入れるのですが、航太郎のおなかがどんどんふくらんでいくのが見ていて分かるぐらい、そのぐらい大量です。
腸の手術なので、感染症を防ぐため、完璧に腸管を空にしなければいけないのです。
そのあと夜2回浣腸をして、腸の中を完全にからっぽにして、28日にいざ手術。
の予定で、手術着に着替え、私と一緒に手術室に入り、全身麻酔をかけ、航太郎を先生に預けて、私とパパは病棟で待つことになりました。
病棟に着いて30分ぐらいすると先生が私たちのところにやってきました。
あれ、もう終わったの?ちょっと早くない??…
「今日は手術はできません」
先生いわく、手術前最後の腸管洗浄をしたところ、まだまだ腸にうんちが大量に残っていて、あとからあとからポロポロと岩のようなうんちが出てきてきりがない。
この状態では危険(感染症のリスクが高い)で手術はできない、と。
航太郎のような子(ヒルシュスプルングとかひどい便秘の子)であっても、500mlの下剤をかければ胃から腸までからっぽになるはずで、今までは同じ手術でもこの処置でやってきたそうです。
しかも航太郎は1ヶ月前に腸洗浄もして、そのあと1回目の入院時に今回と同じ500mlの下剤もして、まさかそれなのにこんなに溜まっているなんて、先生たちも想定外でびっくりしたそうです。
今回ポロポロ出てきたという岩のようなうんちは、何ヶ月も前から溜まっていたものだとか。
初めてこの大学病院を受診してから何度も腸のバリウム検査も受けてきたけれど、それでも分からなかったのは、バリウムは肛門に近い部分にしか入れておらず、その上のほう(小腸)の様子まではバリウムでもレントゲンでも確認できなかったから。
こういうこともあるから、と、500mlという大量の下剤を使うらしいけれど、航太郎の場合はそれでも効かなかった…。
とにかく、今回はこれで退院して、手術は来週に延期となりました。
つぎは鼻から下剤を3回やるそうです。
この処置は本当に壮絶です。
まず鼻からチューブを入れるときに号泣。
右手は点滴をつけていて手袋をはめられており、残っている左手も鼻をいじらないようにと手袋をはめられて、そうすると航太郎はガーゼが持てないため、この両手手袋で大パニック。
涙と鼻水と汗で鼻にとめられているテープは剥がれるし、大暴れで大号泣で、その痛々しい姿に、同室の子のおばあちゃんは「見ていられない」と涙を浮かべながら外へ出ていってしまいました。
という状態が1時間半。
次はこれが3回かぁ…。
一番つらいのは航太郎だということはよく分かっているけれど、付き添い入院も正直とても大変だし、もう3回目。またこういう諸々が一からやり直しだと思うと本当に気が重いです。
でも、先生は「必ず便秘治します」と言ってくれているし、この病院は先生たちも看護師さんたちも説明がとても丁寧で安心できるので、みんなを信じて、私も航太郎と一緒に頑張ります。
あ、そうそう、今回の入院ではとても嬉しいこともありました。
入院初日に航太郎の保育園の園長先生がお見舞いに来てくれて、「保育園のみんなから」と千羽鶴を作ってきてくれたのです!
こんな立派な千羽鶴!!
まさかこんな物を作ってくれているとは知らず、感動してしまいました。
園長先生は航太郎を抱っこしながら「がんばれよ」と涙を浮かべていました。
なんでも手伝ってくれるおじいちゃんおばあちゃんたちも近くにいるし、みんなからいっぱい心配してもらって、航太郎も私たちも幸せです。
次が最後の入院。がんばろう!