バリウムが出ない | こうたろう日記

バリウムが出ない

昨日腸にバリウムを入れて造影検査を行ったって書きましたが、その後のバリウムの処理について先生に聞いたところ「帰ったら浣腸して出してあげてください。大人のバリウムと違ってすごく薄い物だから出ないってことはないから大丈夫ですよ」と言われました。

帰ってきて浣腸。


・・・出ない。


就寝前にいつもどおり下剤(ラキソベロン)を飲ませて、翌朝(今朝)を待ちましたが、やっぱり出ない。出る気配もない。
病院に電話して聞いてみました。
すると「もう一度浣腸してみてください」との返事が。

そこでもう一度浣腸。

ちょっとだけ出ました。

もう一度病院に電話して、その報告と、あと今日から手術の日までの下剤と浣腸が全然足りないので、その処方箋をもらいたい旨を話し、病院へ向かいました。

病院に行くと、昨日の先生+航太郎の入院担当の先生二人が待ってくれていて、話をしてくれました。
今朝の浣腸で出たうんちの量を伝えると「少なすぎますね。そんなに出ないのか…けっこう深刻だな…。」と。

先生たちが思っていた以上に航太郎の病状は深刻なようで、手術の日を早めてもらうことになりました。

先生の話によると、今の時点で航太郎の腸(S字結腸という部分)はうんちが詰まりすぎて大きく太く、大人と同じぐらいのサイズにまで膨張してパンパンになっていて、このペースだと来月末までは腸がもたない(破裂して穴があいてしまう)というのです。

決定した手術日は今月24日。クリスマスイブだ…。入院は20日からです。
退院はまだ分からないけど、年内は厳しいかも、と。
クリスマスも年越しも病院かぁ…。

でもどうせするなら、早くしてもらえることになってよかった。
「穴があく」とか聞いちゃうとそれまでの数週間がかなり不安だけれど。


そして下剤&浣腸の処方。

今使っている下剤ラキソベロンは目薬のような容器に入っていて、年齢や病状に合わせて使う量を決めます。
ラキソベロンの添付文書によると、乳児・幼児は月齢に応じて数滴。大人は10滴。大人が腸の検査の前に洗腸的に使う場合は14~15滴。

航太郎は今すでに8滴飲んでいます。

それでもバリウムが出てこない。

で、今日先生から指示された量は、なんと



50滴。



…50滴!???

今日50滴飲ませて、バリウムが出たら一回10滴に減らしてください、とのことです。
50滴って、航太郎の腸はどうなってしまうんだろう…。

浣腸は、グリセリン浣腸というものを使っているんだけれど、通常使う量は 体重×1ml なんだそうで、だから9.7キロの航太郎の場合は10mlぐらい。
そんなことは今日まで知らず、私は毎回30ml使ってました。
(近所の小児科でそう指示されてたので)

そこで先生またため息。
「ん~、それでも出ないのか…」

結局処方されたのは一回40mlを毎日。

薬局で驚かれながら大量の下剤と浣腸を受け取って帰ってきました。



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帰宅後、おそるおそる50滴。飲ませました。
就寝まで変化なし。
出てくれるといいな。っていうかこれで出てくれなかったらほんと困る!


本人こんなに元気なんだけどなぁ…。



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