■調停期日3回目
準備書面の作成をしている最中に3回目の調停があった。裁判と調停を同時にやるのって何か大変だ・・・。
▼婚姻費用調停
婚姻費用の争点は、月額をいくらにするか、未払い分をいつまで遡って払うか、という2点だった。
月額については算定表の幅の中から、妻側は12万円、私は13万円を主張している。お互い譲歩しないので、こうなると裁判所が決めることになるかもしれないそうだ。
未払い分の遡りについては、妻側は私が調停を申し立てた時からの支払いを主張し、私は別居後にLINEで婚姻費用を請求した時点からを主張。
両者の開きは12ヶ月分で金額にすると約150万円ほどになる。子供たちとの生活を考えればこれは簡単には譲れない。
しかし、これはこちらの分が悪そうだった・・・
一般的には、婚費は調停を申し立てた時からの支払いが命じられることがほとんどのようだ。私も事前に調べて知っていたが、ノア弁護士にも調停員にもそう言われた。
私がLINEで婚費を請求したことは間違いのない事実だが、それを裁判所がどうとらえるか・・・。裁判所には、LINEのスクショを証拠として提出しているが、それが役に立たないのだろうか・・・。
それじゃあ完全に逃げ得だな・・・
婚費月額が要求より低くなる可能性があり、かつ過去の未払い婚費も満額もらえないとなると、シワ寄せは子供たちにも及んでしまう。しかし、お互いの話し合いで決まらない以上、裁判所が決めることになればそれに従わなければならない・・・。いわゆる『審判』というやつだ。
このままではマズイ
何か策はないものか
あっ、あれがある!!
調停室で悩んでいた私の頭にあるものが浮かんだ。そして私は調停員にこう言った。
私:あのぉ~、調停になる前にベガ弁護士からもらった『離婚提案書』というものがあるんですが、裁判所にも提出済みですよね?