翼の王国 | 南三陸町 歌津地区 平成の森避難所から

翼の王国

またご無沙汰しています。

ANAの飛行機に乗ると、各座席に置いてある「翼の王国」という機内誌があります。先日、避難所の運営にも大いに力になっていただいた方がANAに搭乗された直後にお会いしたのですが、その際に持ち帰られた翼の王国の7月号をぜひ見て下さいと言われました。

そこには冒頭の社長からの挨拶で、平成の森避難所のこころの湯から始まる南三陸とANAの関わりについて紹介され、そして今年に入ってボーイング787の運行停止時に避難所から仮設住宅に移って生活しているみなさんからANAに激励のメッセージが送られたことに、力づけられたとありました。

南三陸町 歌津地区 平成の森避難所から

なかなか仮設住宅から次のステップが見えてこない状態で、被災者の生活が報道などでとりあげられることが少なくなってきています。でもあの避難生活の中で、ANAのみなさんをはじめとした本当に多くの方に支援していただいたことを忘れることは決してなく、さらに現在でも被災当時からずっと支援を続けていただいる方々もいらっしゃいます。

避難所が解消されて仮設住宅に移られるみなさんから、今まで受けた支援にどうやって恩返しをしたら良いだろうとよく聞かれました。そのときは、今度災害が起こったときにこの経験のあるみんなで恩返しをしましょうと言っていたのですが、その記事にもあったように、避難所に関わっていただいたみなさんとの絆を大切にすることから恩返しになるのかもしれません。

ANAのみなさん、あらためてありがとうございます。これからも絆を大切に、進んでいきたいと思います。