浜作業 | 南三陸町 歌津地区 平成の森避難所から

浜作業

先日から漁業組合の主催?で、漁業関係者が海岸の清掃をはじめました。基本的に一日おきに、漁業復活の第一歩として、日当も払われるそうです。

大変な作業ですから、みなさん作業のあとはヘトヘトになって帰ってこられ、お風呂も大賑わいになります。

そんな浜作業のあった日、あの舞の海さんが平成の森にトークショーに来られるという一報がありました。作業は近くの海岸で、みなさんお昼は一度こちらに戻って食事をとられるのですが、ちょうど12時頃に来られるということでみなさん早めに昼食をとって待ち構えていました。

ところが舞の海さんらしきご一行様はなかなか現れず、こちらの前にトークショーをしていた歌津中学校に聞いてみると、もうずっと前に出られたとのこと。「歌中から50分はかがっても、1時間はかがんねべな。」とのくだらない冗談もむなしく(本当は車で5分くらいです・・ガーン)、お昼休みの時間も過ぎてしまったので、浜掃除の参加者は作業に戻って行かれました。

するとほどなく舞の海さんは無事ご到着、どうやらお渡しいただく色紙をすぐに渡せるようにと、車の中で一所懸命サインを書いていただいていたとのことでした。

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平森の元横綱と (^^;;

そして始まったトークショーは、舞の海さんの親しみのもてるキャラクターそのままで、みなさんにたいへん楽しんでいただき、希望者全員に宛名入りのサインもいただきました。

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そうした時、お母さんたちの何人かが、男衆を呼んでくると言って浜に行かれたのですが、やはりまたこちらに戻るのはたいへんということで、今度は舞の海さんに、浜に行っていただけないかとお願いが始まりましたあせる

舞の海さんご本人がスケジュールを決めるわけにもいきませんので、困っておられましたのですが、私もコーディネート役の産経新聞の方と舞の海さんに、寝泊りしているだけの避難所より、浜で復興に向けて働き始めた姿を見てもらえませんかと、お願いしてみたところ、それでは行きましょうとおっしゃっていただきましたニコニコ

そして浜に向かう途中の、津波の被害のあともしっかりみていただき、浜でもみなさんの歓迎を受けて、また一人一人丁寧にサインしていただきました。

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今回はたいへん失礼なお願いをしましたが、震災からある程度の時間が経った今、舞の海さんのような影響力のある方に、震災後の今を伝え続けていただければと思いました。

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本当に、ありがとうございました!