早い春の訪れの故だったか、

今年、テレビの天気予報で、

画面が五県・〈中国地方〉地図に変わると、

北の〈島根半島〉、親指を立てたような北端の地を訪ね

そこから、海を眺めたい、

神さまの御業をたずねたいと、強く思うようになりました。

 

親友N君に話し、

君の〈農作業〉の計画と、

わたしの 〈連れ合いの施設利用〉日程の調整で、

4月1日(木)決行と決まりました。

 

翌2日(金)は、「受難日」…十分に心していたい!

コロナ感染の止まないとき…十分に気を付けたい!

 

全国47都道府県…

現在、最も感染者累計の少ない鳥取県を通って

46番目の島根県へ、カーナビをセットして

島根半島、〈多古鼻〉を ひたすら目指しました。

 

桜花爛漫、「山笑う」道中の景色に

春を造られた、神さまの御業を覚えて、心休め

 

雲一つない青空の下

「天空の岬」・〈多古鼻〉に着きました。

 

油絵を描き、絵心のある君は、

肩を並べて海に対する二人を、

背後から、カメラをオートシャッターにして撮りました。

 

多感であった青春時代には、たびたび耳にし、

この頃は、ほとんど聞くことのなくなった

唱歌・『美しき天然』の歌詞にある

    「神の御手の尊さ」を、「神のたくみの尊さ」を

    「神の力の尊さ」を、「神の御業の尊さ」を

想う時を持つことができて心満たされ、感謝でした。

 

帰路、S市

わたしたちの住む中国山地の市の コロナ感染者数は、

少ないですがゼロではなく、鳥取県の人たちにうつしてはけない…

少し遅くなった昼食を、スマホで探した〈お食事処〉で

検温、手指消毒、マスクにも注意して、

しばらく、口にしたことのない新鮮な

〈海鮮丼〉をゆっくり味わい、いただきました。

 

同行N君と共に、すべての環境が整えられて

与えられた春、恵みの一日、

無事に帰宅できて、心から感謝します。

2021.4.3