当たり前のことを言っても反論が出てしまう世の中。 | こんちゃんの「社会世相を斬って、見てみる」

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Yahoo!ニュースで「”議員になってから勉強します」とか言う人は、落選してほしい」と言うツイートをした著名人のツイートが「辛口」となっていて、しかもそのツイートに対して、一般ユーザーから”物言い”がついたと言うことが気になっていた。

 

 

そのツイートのどこが「辛口」なのかよく分からなかったし、なんでそのツイートに”物言い”がつくのかもよく分からなかった。

 

 

自分からすれば、ごく当たり前のことを言っているだけのように思えるし、「当選してから勉強します」と言う人が立候補者に多いことを憂いるのも当然だと思ったりする。

 

 

大臣でも同じで、大臣になった時の就任会見で「これから勉強します」と言う方にはその官庁の大臣をやってほしくないと思う。

 

 

ただ、問題はそこではなく、そうした発言が「辛口」だと捉えられることや、”物言い”がつくと言う状況になっていることだ。

 

 

当たり前のことを言っているけれど、そうじゃない状況を見て、皆、なんとなく見て見ぬふりをしてスルーすると言う状況は以前からあった。

 

 

でも、それを「おかしい」とか「辛口だ」と言う発想になるのは何故なんだろうか。

 

 

しかも、反論として出してくる別の例が、全く頓珍漢な言い掛かりでしかないようなことになっている。

 

 

そして、そうしたことにも一定の支持が集まっている。

 

 

そもそも、今回のツイートはYahoo!ニュースの記事になるような内容でもない。

 

 

それでもなんだかんだと炎上しているので、ニュースバリューがあると判断され、記事として取り上げられた。

 

 

ツイートしている著名人自体は、その発言に何かと物議を醸し出す人物かもしれないが、今回のツイートは別に炎上目的でもないだろう。

 

 

「議員になってから勉強します」なんて言語道断だと言う話に、スルーではなく、真っ向から否定してかかる人たちが一定数いると言う状況をどう捉えたら良いんだろうか。

 

 

単純に社会の「劣化」と言ってしまって良いのか。

 

 

劣化していようが、それもまた社会のあり様であるならば、それは何を意味するのだろうか。

 

 

そんなことを思ったりしたのです。