暗いニュースの記事を読むと、ついつい引き込まれてしまうのだが、引き込まれるうちに自分にも暗い陰が付き纏うような気がしてしまう。
コロナ禍にあって経営破綻や事業譲渡、パワハラ、自死と言った言葉も踊る。
一方で、最高益を上げている企業もあったりする。
上場企業の多くで株主総会も終わり、経営陣の入れ替わりが行われた企業もあったりする。
でも、最高益を上げている企業の従業員がハッピーなのかというと、それは分からない。
仕事を失って精神的に追い詰められることもあるけれど、仕事があっても、業績好調であっても、精神的に追い詰められることはある。
オリンピックやコロワクチンでは、矛盾したメッセージが政治を中心に発せられている。
自分の気に食わない人たちにあまりに安直でレベルの低いレッテル貼りをする前首相がいて、それを大々的に雑誌に掲載し、反論にも居直るマスコミ(というより自称保守系という名の売国奴な雑誌社)もいたりする。
そんなこんなをネット等で見せられてしまうと、何もなくても精神的に病んでしまいそうになる。
せめてそうした事に目を汚さなようにと思うと、どんどん自分の世界に入り込んで閉じこもってしまう。
東京のみならず、各地で大雨が続いており、熱海では土石流による被害も出ている。
都内では昨日(7/3)の午後から夕方のひと時は晴れていたが、今朝(7/4)はまた雨で、そうした天候が気持ち的にも塞ぎ込みがちになる。
外に出ればギスギスした社会が待ち、でも1人で閉じこもれば、吐き出す先もなく追い詰められる。
出ることも閉じこもることもできず、暗い影を追い払うようにマスコミを中心とするメディアに触れることも避けようとすると、一体何をすればいいのか。
こんな時こそエンターテイメントに触れることなんだろうけど、そのエンターテイメントの業界が今一番苦しかったりしている。
なんとも八方塞がりな閉塞感だけがどんどん進んでいくような気がしてならない。