今朝(4/2)の日経新聞によると、世界の株式時価総額は3月末時点で1京1600兆円になったそうだ。
1京という単位は自分にはほとんど天文学的数字と思えてしまう。
しかも、それが金銭の表す単位の「円」で使われる。
それが距離を表す「ミリ」だとか、重さを表す「グラム」とかなら分からなくもない。
1京ミリは、10ミリが1センチで、1000ミリが100センチで1メートル、1000メートルが1キロだから、100万ミリが1キロ。
1京ミリを100万で割ると100億キロになる。(多分)
地球と太陽系の一番外の惑星の海王星との距離で43億キロになるので、太陽系をはるかに超える距離になる。
やはり天文学的な数字だ。
それが金銭の単位である「円」で表されている。
しかも、株式の時価総額だから、それだけの富が世界に存在しているということも言える。
でも、世界では圧倒的に貧しい人々もいて、日本でも困窮している人が多い。
ささやな暮らしでも満足感を得られる一方で、「もっとお金を!」と世界中の天文学的な投資マネーが株式に集まってもいる。
どういう世界なのだろうか。