こんちゃんの「社会世相を斬って、見てみる」

こんちゃんの「社会世相を斬って、見てみる」

身近な話題から時事問題まで、自分の感性の働きから感じた事、考えた事を、斬って、見てみる。

前回、書いたのはいつのことだろうかというぐらい空いてしまった。

 

久しぶりに書こうと思ったのは、別に何か特別なことがあったからという訳でもない。

 

忘れたと思った頃に思い出すということもある。

 

そんな感じで久しぶりに書こうと思った次第です。

 

人は忘れる動物だとも言われます。

 

別に歳をとって忘れやすくなるというわけでもなく、いつの年代でも忘れることは多い。

 

10代の頃、一生懸命英単語を覚えようとしたけれど、残念ながらすぐに忘れてしまう。

 

それで何度も同じことを繰り返し、なんとか少し覚える。

 

でも、その時覚えてから何十年を経った今、その英単語をどれだけ覚えているだろうか。

 

それでも、覚えようという意思があったから、まだ覚えることができた。

 

特に覚えようと思わなければ、意識もしないから、とっくに忘れてしまう。

 

ただ、一方で、そんな忘れやすい人の習性につけ込む人もいたりする。

 

衆議院議員選挙が行われるとのことだ。

 

衆議院議員の任期は4年だが、議会が解散になれば即選挙だ。

 

そして、前回の選挙から1年半ぐらいしか経っていないのに、また選挙が行われる。

 

前回の選挙では、与党議員の多くで、所謂、裏金議員と呼ばれる方々がいて、少なくとも、当時の与党は公認を出さなかったり、公認はしても比例代表との重複は認めなかったりした。

 

でも、今回はそうした候補者にも重複立候補を認めている。

 

この間に、政治家への献金について、大きな制度改定を行われたり、対象となった方々へのペナルティと言ったものは無かった。

 

いや、対象者から見れば、選挙で落選した、与党内部での役職に就けなかったというペナルティを受けたというかもしれないが、今の政権下ではペナルティは反故にされている。

 

そもそも公認で立候補でき、重複も認めらているのだから。

 

しかし、悲しいかな、僕らはあまり覚えていない。

 

そもそも、裏金のことなんて意識していない。

 

だから、頭の中がリセットされた状態で、今回の選挙に対峙している。

 

選挙戦序盤の世論調査では、所謂「裏金議員」も当選の勝ち名乗りを上げる勢いなんだそうだ。

 

人の忘却につけ込んだやり方は、詐欺の手法と似ている。

 

微かな記憶で、前回はあっちに入れたから、今度はこっちに入れようという心理も働く。

 

それすらも利用するのだろう。

 

このブログも、自分ですら、かつてどんなことを書いたのかは、痕跡を辿ることでしか分からない。

 

そう、記録に頼るしかない。

 

それも、記録を辿るという意思が働かなければ、思い出すこともない。

 

もしかしたら、記憶は意思の問題なのかもしれない。

 

そして、意思を挫く誘惑や仕掛けは多い。

 

もしかしたら、この選挙で、有権者は、記憶を辿る意思を試されているのかもしれない。