お題ブランコ でした



この動画から作品宜しくお願いします

ジャンル問いませんので
(俳句、短歌、ポエム、手紙、
エッセイ短編小説など)
ジャンルをお書きいただき
コメントにて作品をお願いします
ジャンルで一人5作品でお願いします
俳句5句、短歌5句などです
エッセイ、短編小説、ポエムなどは

1作品でお願いしますとの事でした


では作品発表です

(俳句)

・おさげ髪 振り子のごとし 春うらら
まさに、アルプスの少女ハイジのイメージです!
あの有名なテーマ曲が頭の中で鳴り響いてます♪


・ブランコを 漕いで明日の 夢を見る

こちらは、前途洋々たる若者をテーマにしました
ブランコを漕ぐ動作に、入学・就職・新しい旅立ち
など、明日への希望を託す感じを出してみました


・鞦韆や 日がな一日 酒を飲む
ブランコは鞦韆(しゅうせん)ともいうようです
中国由来の難読漢字なので、老年のイメージでした
老人が自分の子供や孫のために庭に作ったブランコ

を見つつ、在りし日を忍ぶ様子を詠みましたよ♪

作やっくんさん

 

(俳句)


愛らしや
ゆらゆら揺らす
ブランコを


作リーヌさん


(川柳)

虚子さんの「初凪や大きな浪のときに来る」をお借りして


ブランコや大きな揺れのとき恐い

作タケノバンブーさん

 

(ポエム)


ゆうらりゆらり
夕暮れ迫って漕ぐブランコ
明日にしよか今日にしよか
行こか戻ろか
やめよか言おか
ゆうらりゆらり
面影浮かべてゆらりるら
キュンと痛んで涙が出そう
友達のままで
それともそれとも?
言えば友達には戻れない
迷うまま春風に揺らす
ゆうらりゆらりゆらりるら
言わなきゃ後悔
言っても後悔?
同じことなら言わなきゃ損損
ああ、神様!
どうかこの想い届きますように

タップまたはクリックでご覧下さい下差し


作あさこさん


(俳句)

ブランコやルミちゃんアケミちゃん 仲直り

主待つ団地横のブランコ二つ

作osusinosuさん


歌詠みて


ゆらゆらと
揺れるこころの
ブランコに
思いの丈を
胸に秘めしを


作星美奈瀬さん


(俳句)

私の 小学生の 思い出です

実家から 歩いて すぐの御寺
なぜか ふたつの ブランコがあり 

仲良しの 敬子ちゃん
和子ちゃん と ブランコこいてる姿 

思いました


仲良しが
お寺の 道で
ブランコを

藤ヶ谷智栄美さん


「ブランコ」 五首

ブランコは寂しかりけり一人漕ぐ
夕焼けのうた口笛に乗せ

きぃきぃとブランコ揺れて日が暮れて
家の灯りがぽつりぽつりと

子供らが家に帰ろと目を合わせ
カラスが鳴いてブランコが鳴く

前にゆれ後ろにゆれて
人生のようなブランコ我が足を停む

悲しみが幾度ともなくブランコの
揺れに慰められて消え去り


作野乃みちをさん


(短編小説)

題名 空中ブランコ

花形スター 榊󠄀ミチル(さかきみちる)

相方    新庄友(しんじょうとも)


今年もこの町にサーカスがやって来た

夢のようなショーで子供から大人まで

楽しませてくれるサーカス団がテント

張って設営をしていた。

団長の冨永(とみなが)は町会長に

興行の挨拶と無事に公演が終わるよう

10日間の団員達の事をお願いした。

会長も町にとっても楽しみな公演

なので快く承諾をした。

設営が終わり次からは通しで稽古を

軽くして花形であるサーカスのスター

の空中ブランコをミチルと友がして

いた。

「ミチルいいか?」

友が声をかけた

「いいわ、友」

そう言って友が受け手で先にブランコ

で漕ぎなから逆さでぶら下がり手を

広げミチルがブランコから手を離し

友の待つ手を掴んで乗り移るそれが

一番の大業だった。

いつものように友の手を受取に行った 

2人の呼吸がズレたら命取りの大業

だった。

しかしミチルが本の一瞬ためたらった

為に

「アッ」

2人の一瞬のズレでアミの張ってある

ところにミチルは落ちてしまった。

すぐさま友がかけつけ

「大丈夫か?ミチル」

声をかけた

「大丈夫、大丈夫よ」

そう言ったミチルだがいつもは何とも

思わなかった空中ブランコそれが

急に怖くなり足が震えた。

それでも明日はいよいよ公演なので

その後も何度も練習したがどうしても

友の差し出す手に乗り移る事が躊躇

されて、うまくいかなかった。

こんな事は初めてでミチル自身

どうしていいか?わからなかった。

それを見た団長はこれはムリだと

思い空中ブランコは演目から外さ

ないといけない決断をせまられていた

団長は2人を呼んだ

「ミチル、友、空中ブランコは

サーカスの花形種目だが今回は外そう

ケガに繋がってはいけない」

そう言った団長にミチルは

「大丈夫です、私演れます」

「ミチル、ムリしちゃダメだ」

「友、できるわ、さっきは久しぶりに

落ちてビックリしただけ。

空中ブランコを始めた時は何度も

落ちたりしてたから少し気持ちが

その時を思い出しただけよ亅

そんなミチルだったが空中ブランコが

怖くなっているのは事実だった。

何度練習してもミチルは落ちた。

ミチルは夜風に当たるとサーカスの

外に出ていった。

朧月夜を視て自然と涙が流れた

「どうしよう、明日は公演きっと

また落ちる、こんな事初めて

お母さん、ミチルどうしたらいいの亅

ミチルの母も空中ブランコの花形

スターだった、子供の頃から芸には

厳しく仕込まれた。空中ブランコも

何度も落ちて泣いているミチルに

容赦なく

「怖がってはダメ!相手を信じて

その手を掴むの。」

母の声が聞こえた気がした飛んでる

時は手だけをみてそこに受け手の

人を信頼して飛び込むの。亡き母の

声を思い出していたミチルだった。

そんなミチルに一人の少女がミチルに

花束を渡しにやってきた

「お姉さん、空中ブランコのお姉さん

だよね?いつもスゴイなぁと

見に来てるよ、私はサーカスみるの

一番の楽しみ、中でもお姉さんの

空中ブランコ大好き、明日は

楽しみにしてるね」

そんな少女の言葉に涙するミチル

だった

「どうして?泣いているの?」

と少女はミチルに聞いた

「空中ブランコ楽しみにしていて

くれてありがとう、お姉さん頑張り

たいけど、今回はうまくいかないの

何度しても失敗ばかり」

そんな言葉を、聞いた少女は

「そんなの、当たり前じゃない

失敗するのが当たり前だし成功が

珍しいのじゃない?だってみんな

うまくいく方が驚いてるよ、失敗する

から成功した時は素晴らしくびっくり

するからスゴイなぁと思うよ 」 

そう言った少女の言葉にそっか?

成功する方が珍しい事なのか?

と何か気が抜けて失敗してもいいやと

そんな気持ちになって当日を迎えた

花束をくれた少女は一番前の席で

「お姉さん、頑張って」

と声援を送っていた

ミチルは少女に答えるように大きく

頷き母の言葉を思い出した。

相手を信じて相手の差し出す手を

掴む友の差し出す手が大きく見えた

その手をしっかり受け取ったミチル

それからは友に体を委ねて何度も

空中ブランコに揺られ大きな弧を描

いた。

そしてミチルと友の「空中ブランコ」

は割れんばかりの拍手の中

2人の笑顔が高い台から満面の

笑みを浮かべ手を振る2人の花形

スターがいた。

ミチルは少女に投げキスを送っていた

[完]この物語はフィクションであり実在の

人物・団体とは一切関係ありません

(俳句)

サーカスのブランコ芸に歓声や

作こめっ子

ご参加ありがとうございました

次回も宜しくお願いしますm(_ _)m 

※作品作って掲載されていないとか誤字間違いあればコメントにて遠慮なくお申し出ください訂正させていただきますご自分の作品に解説希望等の方付け加えさせていただきますのでコメントにてお申出下さいまた作品掲載中でも作られた方もコメントにてお願いします今回も皆さんの秀作出揃いました

前向きコメントでお願いします次のお題作品が

楽しくできるので宜しくお願いしますm(_ _)m今回も沢山の作品がありもしあれ?載ってないよという作品あればコメントにてお申し出下さい

また一人1ジャンル5作品迄で宜しくお願いします例俳句5句短歌5句などでお願いします

※文字数制限の為作品に影響なく組換しました