お題サラブレッドです 

八代亜紀絵画作品「疾風」F80号

この動画や絵画から作品宜しく

お願いします

ジャンル問いませんので
(俳句、短歌、ポエム、手紙、
エッセイ短編小説など)
ジャンルをお書きいただき
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ジャンルで一人5作品でお願いします
俳句5句、短歌5句などです
エッセイ、短編小説、ポエムなどは

1作品でお願いしますとの事でした

では作品発表です

(俳句)

馬かける我が子と過ごす懐かしや

作リーヌさん


(俳句)


春疾風 砂ぼこり立つ 競走馬
(その砂埃は春の突風、競走馬が立て
いるものなのか分からないくらいの勢いを表現しました)


春駒や 風に抗い 疾走す
(一歳、二歳の若い競走馬が、これから春のダービーや、
桜花賞などG1競走を目ざしトレーニングしてる様子です)


風光る サラブレッドの 仔馬かな
(生まれたばかりのサラブレッドのキラキラした様子がまさに、“風光る”の季語にピッタリだと思いました♪)

作やっくんさん


(川柳)


芭蕉さんの「旅に病んで夢は枯れ野をかけめぐる」をお借りして
  
ダービーと夢は牧場をかけめぐる


作タケノバンブーさん


(ポエム)


あなたは生粋のサラブレッド
泥を知らず生きてきた
はずの
のたうつ苦悩に涙も出ず
髪を乱し泥を食んでる
それも陰
毅然と立ち前を見る目の強さ
指差す果ての燃える朝焼け
跳ね飛ぶ泥を真っ向に
乗り越え行く心
あなたはサラブレッド
光へ駆け行く


タップまたはクリックでご覧下さい下差し

作あさこさん


「サラブレッド」 四首

蹄まで熱き血潮が駆けめぐり
馬房の藁に仔馬が立てり

背負いたる鞍の重さと一生を
競うがための血の哀しさを

引退に余生かなしき名馬あり
かつての栄冠祀る人なく

駄馬ですら地盤看板ものをいう
家系の良さが決める優駿


野乃みちをさん


歌詠みて

ひたすらに
駆ける姿や
天の原
疾走無限
血の汗身や


星美奈瀬さん


(俳句)

天国で駆け回る馬亜紀さんと


藤ヶ谷智栄美さん


(短編小説)

題名 サラブレッド

牧場主 前田正(まえだただし)

馬主 岡野真司(おかのしんじ)

前田牧場はここ最近優秀な

サラブレッドを育ていてもここ一歩の

レースで優勝を逃していた。

血筋は間違いく優秀なサラブレッド達

の仔馬が今年も何頭か生まれた。

中でも牧場主前田が目をつけた仔馬は

気質が荒く幼い仔馬ながらどの仔馬

より闘争心があった、しかしただ1

その仔馬には正が気がかりな事が

あった。

今日は馬主が今年のサラブレッドの

仔馬を視察しに来る日だった

早速馬主の岡野真司が正に声をかけた

「前田さん、どうですか?今年の

サラブレッド達は?」

手をふって牧場家の前田正を呼んだ

「これは遠くさ、ようこそおいで

くださりまして

そんな中、馬達の中で走る仔馬達に

いちいちかけっ子を挑んではグイグイ

抜いていく勝ち気で目の鋭い仔馬が

一際目に止まり馬主の岡野の心に

強く惹れるものがあった

太陽の陽を浴びてその馬はまさしく

仔馬ながら王者の風格をみせていた

「前田さん、あの仔馬は?」

そう言って目を輝かせ指をさした

「やっぱりあの仔馬だべ、おらも

長年仔馬さ育てサラブレッドとして

送り出してますがあそこまで闘争心の

ある馬ははじめでだぁ」

「ですよね?あれはいい馬になる」

そう言って馬主の岡野真司はまさに

その仔馬に一目惚れした、そんな

馬主に致命的な1言を告げなければ

ならなかった

「だども馬主さま、あれは牝馬だべ」

「あの気性で牝馬なのか?」

馬主の岡野は驚いた

どうしても気になり血統を聞いた

すると牧場主の前田は血統を告げた

「父親は三連覇したイーグルス

母親は奇跡の馬と称されたけんど

長距離は体の小さで断念さして負け

知らずのQUEEN颯(はやて)だす」

「あのQUEEN颯の娘か?」

そう言って馬主は考え込んだが

「よし、あの仔馬を買う、母の 

取れなかった天皇杯を制覇する

馬に育ててくれ」

「えぇんですか?牝馬は体が小さ目

に育ち長距離の天皇杯は取れねぇかも

知れねぇですよ」

「かまわない、あの仔馬には母が

叶わなかっ夢を勝ち取る気がする」

「名前は何とつけなさる?亅

前田正の牧場主は言った

「QUEEN飛翔(ひしょう)はどうだ?」

「良かっぺ、QUEEN飛翔は母の果たせ

なかった夢を駆け抜けるんだべ

それから間もなく飛翔の初レースが

きた。

牝馬ながら勝ち気な性格で圧倒的な

走りを見せた

あっという間に競馬ファンを魅了

していった。

白馬のQUEEN飛翔は体も牡馬にも

負けず、騎手がドゥドゥと諌めるの

やっとの思いで早く走りたいと

まるで母颯の血筋を受けるように

走る前にを首を左右に動かし負けん気

表していた。

そしていよいよ念願の秋の天皇杯に

等々日本歴史史上初の牝馬として

QUEEN飛翔はそのレースに立っていた

騎手は勿論ベテランの最後の走りに

馬と呼吸を合わせベストの走りを

させる名騎手が騎乗していた

2024年秋の晴天に恵まれた

「天皇杯」が始まった

QUEEN飛翔は母のQUEEN颯の思いを

のせて走った

そして最終滑走のコーナーで騎手の

ムチがここだと「走れ」のサインを

送った

QUEEN飛翔は走って走って牡馬達を

圧倒的な距離をつけてグイグイ追い

抜いていった

まるでその走りは飛翔するような

見事な疾走だった

ここに名馬QUEEN飛翔の時代の幕開け

サラブレッドにオス・メス男女の

差がないとQUEEN飛翔が誇らし気に

証明して見せた瞬間だった

紙吹雪がQUEEN飛翔の頭上に舞った

[完]

この物語はフィクションであり実在の人物・

団体とは一切関係ありません

(参考資料)タケノバンブーさんコメントより

詳しくはご覧下さい

(俳句)

飛翔馬や天皇杯に花吹雪

作こめっ子

ご参加ありがとうございました

次回も宜しくお願いしますm(_ _)m 

※作品作って掲載されていないとか誤字間違いあればコメントにて遠慮なくお申し出ください訂正させていただきますご自分の作品に解説希望等の方付け加えさせていただきますのでコメントにてお申出下さいまた作品掲載中でも作られた方もコメントにてお願いします

今回も皆さんの秀作出揃いました

前向きコメントでお願いします次のお題作品が

楽しくできるので宜しくお願いしますm(_ _)m

今回は沢山の作品がありもしあれ?載ってないよ

という作品あればコメントにてお申し出下さい

また一人1ジャンル5作品迄で宜しくお願いします

例俳句5句短歌5句などでお願いします

文字制限の為作品を一部組換していますが

作品は変えていません