追悼 田中邦衛さん | 虎野 門次郎の晴れ時ドキブログ

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♪地球上の上に朝が来る その裏側は夜だろう

初めまして虎野 門次郎です。チープで拙いブログですがよろしく哀愁です。

☆去る3月24日、俳優の田中邦衛さん(88歳)が老衰の為に亡くなりました。数々の作品で名脇役ぶりを発揮していた邦衛さん、テレビドラマ北の国からでは人間味溢れる父親を演じました。





代表作





東宝映画若大将シリーズの若大将の友人であり、恋のライバルでもあった青大将(石山新次郎)を演じました。














































































邦衛さんは1961年~1971年まで、計18本撮られたシリーズの第1作から18作まで、出演しました。





*マドンナ澄子(澄ちゃん)役を演じた星由里子さん(74歳)も、2018年に心房細動と肺がんの為に亡くなりました。






松竹映画コント55号と水前寺清子の神様の恋人(1968年)、ダンプカーの運転手役。






























































この作品では、ちょと青大将っぽい演技をしていますね😊





しかしその後、東映の任侠シリーズに出演した頃には、それまでのイメージを一新するヤクザ役を演じました。












網走番外地シリーズ









仁義なき戦い



トラック野郎にも出演しています。









寅さんシリーズ第7作(1971年)男はつらいよ 奮闘篇の福士先生役、その他。
































































そして、何と言ってもフジテレビのドラマ北の国からでの父親黒板五郎役でしょうね。











































息子の純(吉岡秀隆)と娘の蛍(中嶋朋子)と五郎の三人家族の物語ですね…。脚本家の倉本聰が主人公にナレーションを喋らせるスタイルは、萩原健一前略おふくろ様その他のドラマと同じでした。




因みに純役の吉岡秀隆男はつらいよシリーズで、寅さんの甥(さくらの息子)諏訪満男を演じております。




北の国から84夏より。五郎が建てた家が全焼する原因を作ってしまった純。1度は友人のせいにしようとするが、良心に耐え切れず五郎と蛍と入ったラーメン屋で真実を語り始める。涙で箸が進まない純を五郎は一切責めないが、早く看板にしたい店員が不機嫌に丼ぶりを下げようとすると…








「子どもがまだ喰ってる途中でしょうが!」



店内に五郎の怒声が響くのであった…









1994年
紫綬褒章受賞


2006年
旭日小綬章受賞





田中邦衛さんのご冥福をお祈り致します