「山本能楽堂」に行ってきました
建物の中に入ると、能舞台。
2階から。
一歩足を踏み入れると、別世界。
大阪市内のビル街に、こんな美しい能楽堂があるとは…
昨夜の講演は、「上方伝統芸能DE歴塾」。
ひとりの武将にまつわる物語を文楽・講談・能で演じるという講演で、
この日は「真田幸村」がテーマでした。
では教養の全くない、歴史の知識もない、
ど素人の私が見た文楽・講談・能の感想をば・・・
◎文楽
人形が思っていたより大きい
一人が顔出し・二人が黒子というのも初めて知った
人形に集中するためには全員黒子のほうが良いように思うが、
なぜ一人は顔を出すのだろうか…
能舞台なので動かす人の全身が見えて面白かった
あらすじを聞いてから見ても、ストーリーは全然わからなかった
(設定や人物を別の時代に置き換えているので、あらすじそのものが難しかった)
◎講談
名調子。聞いていて気持ちがいい
歴史の授業とかやってくれたら、わかりやすいのでは…
◎能
素顔の人と能面の人が混在するのはなぜ?
(解説によると、能面をつけてる人は亡霊とのこと)
室町以降には作られていないと聞いて驚いた
影コーラスっぽいのが、「AKIRA」の芸能山城組みたいでかっこよかった
(地謡というらしい)
(5.1chサラウンドスピーカーとかできたら、すごいのでは…)
客殿をつけたままするのは、本講演ではないから?
(客電を落としたほうが、観るほうももっと集中できそう)
以上です!
伝統芸能というと敷居が高いですが、
アフタートークで演者さんの素顔が見れたのは面白かったです。
かなり能にぐっときたので、また観に行ってみたい。
帰りは、安定の吉牛飲み。
牛丼並つゆだくと生ジョッキしめて730円。
いつも助かってます。



