ネットオークション世界最大手の米イーベイと日本の最大手であるヤフーが業務提携し、ネットオークションサービスを相互乗り入れする。


双方の会員が相手国で出展された品目に簡単に応札できるようにする。


提携により国境を越えた巨大な消費者の売買市場が成立、ネット生む新たなモノの流れが内外価格差の縮小を促すことになりそうだ。



この記事を読んで、問題になりそうなのが日米の物品の価格差が縮小される事だ。


13面の関連記事には業界が規制をかけているDVDソフトの問題をあげたが、それ以外にも海外の商品を扱うお店にも影響を与えるのではないだろうか。


私が海外に行ったとき、日本で売られているブランドが半額で売っていたという経験があった。


なぜそのように価格の差が生まれるのかというと、輸入代、買い付け業務や商品需要によって価格が割り増しされると考えられる。


しかし、ネットオークションによって容易に海外の商品を手に入れることができるようになれば、お店は買い付け業務や商品需要によっての価格の割り増しをする事ができなくなるのではないだろうか。


特に、単価が高く、商品需要が高かった海外のファッションブランドは大きな被害を受ける可能性がある。


今回は日米のネットオークション提携だったが、日本とフランスの提携であったなら、ヴィトンやシャネルが安く手に入れることができるようになったかもしれない。