米娯楽大手ウォルト・ディズニーは来週をめどに日本の携帯電話市場に参入する。


既存の通信会社から通信網を借りてサービスを手がけるMVNOという手法を使う計画で、ソフトバンクモバイルから回線を借りる。


ディズニーはインフラ整備する必要がなく、回線利用料を払うだけで済むので、参入が簡易とある。


これは、とても興味深い記事だ。


まず、ディズニーはどのような層の顧客を取り込む戦略かを考えて見た。


女性、若い世代、をターゲットにしている事は間違いない。


そして、その人たちが何を求めて買うのか?考えると、機能面でのコンテンツもそうだが、一番はディズニーならではの端末のデザインの良さを求めるのではないだろうか。


今月から、「docomo」、「KDDI」は「softbank」同様、端末料金を高くする。


人々の携帯の使用期間は確実に伸びる。


今現在では、一つの携帯電話の使用する年月の平均は2年6ヶ月だそうだ。


しかし、若い世代はそうではないと思う。


高校生の頃から携帯電話を使用しているが、周りを見ても、2年以上使っている人は多くはない。


もし、ディズニーが端末価格を大手三社と差別化して、安く販売できるのならば、若い世代の顧客を多く引き寄せる事ができるかもしれない。


日本で人気の高いディズニーは参入初期でも、ある程度の顧客が獲得できそうだ。


大手三社に割って入れるかどうかこれからの戦略に期待したい。



話は変わるが、もう一つ、この記事で驚いたのがMVNOという手法だ。


ディズニー参入を機に様々な企業が参入してくるかもしれない。


例えば、音楽会社である。


最近は携帯の音楽機能は充実しており、携帯電話の音楽ダウンロードの売り上げは伸びている。


音楽のコンテンツで差別化できれば、面白いかもしれない。


ディズニーに続き参入してくる企業があるのか、そしてどのような企業参入してくるのか注目していきたい。