ガソリンの給油所店頭価格が一段と上がっている。石油情報センターが七日発表したレギュラーの全国平均は149.9円/Lと最高値を更新した。原油高のコスト転化が進んでいるためだが、給油所などは需要減少や競争激化に苦しんでいる。
石油の価格上昇はどうやら抑えられそうになさそうだ。
中国やブラジルのエネルギー需要が高まったことが私が知っているガソリン高騰の理由だ。
という事は、当たり前の事だが、世界的にガソリンが高騰しているということである。
そこで、知りたくなったのが、ガソリンが一番高い国はどこか?
調べてみると、イギリスがどうやら世界で一番ガソリンの値段が高いようだ。
そこで、今のガソリンの値段をイギリスの友達に聞いてみた。
結果は230~240円/Lだそうだ。
なんと、日本の1.6倍の値。
アメリカに行ったとき、日本に比べるとガソリンが安かったので、日本のガソリンは異常にに高いのだと認識していたので、驚いた。
少し興味が出てきたので、イギリス人がガソリンに費やしているか調べてみた。
ガソリンが230円/L。
イギリスの自動車での平均走行距離は、約14000km。
勝手な想像だが、燃費は10km/Lと設定した。
そうすると、
230×14000÷10≠336000
ガソリンに年間約336000円費やしている事になる。
日本で同じように計算してみると、
設定値 ガソリン:150円/L 平均走行距離10000km 燃費10km/L
150×10000÷10=150000
走行距離の違いがあるものの、日本人の年間のガソリン代はイギリス人の約1/2となる。
これを見ると、日本はまだ良い方なのかもしれない。
しかし、このまま高騰していけば、イギリスのようにガソリンが200円台に突入していく時代が来るかもしれない。
それまでにガソリンに代わるもの、例えば水素エンジンなどが早く普及してくれる事を強く願う。