「町並み保存」は、都市化の中で、まちの歴史と伝統を顕在化させ、
伝承することである。
内子町を訪れる多くの人々は、これを観光開発と称し、ときには「まち
づくり」として語られることもある。
「観光」とは、「国の光を観る」ことであり、訪問者に対するホスピタリ
ティの発露である。「訪れる人」と「迎える人」のコミュニケーションが、
本来求められるべき観光でなければならず、かつて「観光にうまい
ものなし」と言われたような誇大宣伝の行為は、今日的観光の理念
にはなりえない。
(内子紀行 「地域づくり」 抜粋)
江戸から大正時代の町並みを再現した通りで「和蝋燭」の提灯・暖簾発見
店に入れば、はぜの実・綿などの原料と和蝋燭に火を灯して説明してくれた
芯が太いので炎が大きく 溶けた蝋が垂れなくてススが出ないのが特徴
奥ではご主人が実際に蝋燭作り
この大きさで製造に5時間、使用は約7時間
職人は 溶けた蝋を手のひらで芯に巻き取る動作の繰り返しで、
最後は 艶を出すために45度の液蝋の中に ・・・スゴイ仕事だ (・_・;)