テレビアニメ、サイボーグ009と言えば主題歌でどれを思い出すかで世代がわかるというもの。
我々昭和40年組はもちろんこれ。
♪ 赤~いマ~フゥラァ~
なび~か~せて~ ♪
テレビアニメは白黒だったのだが、009のマフラーは ”赤” と強烈に刷り込まれているのだ。
50年の時を経て、ブリックヘッズとしてカラーで蘇ったのが
これだ!
色のイメージは、先行上映された総天然色の劇場映画「サイボーグ009」をベースにアレンジしたもの。
009と003以外はホントは薄い紫色の戦闘服なのだが、そんな色のLEGOパーツは持ってないので(レアでお高いので・・・)グレーで代用しているのは大目に見て頂きたい。
オープニングの主題歌は「ワン、トゥー、スリー、フォー、ファイブ、シックス、セブン、エイト、ゼロ・ゼロ・ナイン」で始まり、続くイントロメロディーで絶頂に盛り上がるというなんともワクワクさせる、私の最も好きなものの一つである事は間違いない。
英語の数字もこの主題歌で覚えたと言っても過言ではないだろう。
それでは、番号順にそれぞれ見ていきたいと思う。
001 イワン・ウィスキー (ロシア)
普段は003に抱っこされているか、このような赤ちゃん籠に入って浮遊している、おしゃぶりを離せない赤ちゃん。
脳のサイボーグでおそらく00ナンバー最強。
赤ちゃんなのでブリックヘッズでは変則的な3ポッチ幅で再現。
小さくてカワイクできたので満足。
目が隠れているが、覚醒するとキラッと鋭く光るのだ。
立って歩いているところは見たことないけどこんな感じになるかは分からない( ^ω^)・・・
002 ジェット・リンク (アメリカ)
両足がジェットエンジンになって空をマッハ5で飛び回る。
実は加速装置も装備されているのだ。
特徴は何といっても天狗の様な鼻と、なんだかスピード出そうな尖がった髪型。
LEGOでもいい感じに再現できたのではないでしょうか?
003 フランソワーズ・アルヌール (フランス)
バレリーナを目指す乙女だったのだがさらわれて視覚・聴覚を改造されてしまう。
どうしてバレリーナを改造して戦士にしようとしたのか?ブラックゴーストのプランは謎である・・・。
原作漫画では金髪との事だが、テレビアニメではこんな感じでブラウンヘアーなのだ。
戦闘服は一番原作に近い色合いではないかと思われる。
むさくるしい00チームの紅一点、透視能力を発揮するためには女性でないといけなかったのだろう。 (;^_^A
004 アルベルト・ハインリヒ (東ドイツ)
一番改造されている箇所が多いであろう、全身武器だらけのサイボーグ。
カッコ良さから子供達の人気も高かった。
指はマシンガン、肘や膝を曲げるとミサイルが飛び出し、手は刀の様にスパスパ切れる。
体内には原子力爆弾も備えている恐ろしいサイボーグなのである。
クールな役回りだけど根はやさしいところがまたカッコいいのだ。
005 ジェロニモ・ジュニア (アメリカ)
怪力を誇るサイボーグ。
戦車と素手で戦ったり、ミサイル受け止めたりと肉弾戦のインパクトは強烈。
アメリカ・インディアンなので誠実で実直なキャラクター・イメージ。
もちろん「ウソつかない」はずである。
モヒカンという髪型を世間に広く知れ渡らせたのは005の功績ではないだろうか?
茶色の手のパーツがないので、止む無く代用パーツとなったのはご容赦下さい。
006 張々湖 (中国)
「ちゃんちゃんこ」と読みます。
00サイボーグのお笑い担当で、中華料理の腕は天下一品。
昔の中国人キャラクターなので語尾が「~あるよ」となるのはお約束。
普段は可笑しな事ばかり喋って楽しませてくれるのだが、実は口から猛烈な火炎を吐き、地面を溶かしながら地中を進むという荒業もこなす凄いヤツ。
ふくよかな顔と髪型が特徴的で、ブリックヘッズ化の際には最も気を使ったところ。
髭には手錠パーツを見立て、鼻の丸いパーツを取り付ける軸にぶら下げている。
なかなかお気に入りの顔になったので、せっかくだから正面の画像も載せておこう。
007 グレート・ブリテン (イギリス)
細胞を改造されているので、ヘソのスイッチを押すと何にでも変身ができる。
テレビアニメでは小さな子供の設定なのだが、原作漫画では中年オヤジ。
私の様にテレビアニメから入ったものには、原作漫画を読んだ時の衝撃は計り知れなかった。
今回はテレビアニメ版の子供バージョンの設定で再現。
こちらもお笑い担当で、いつも張々湖と楽しい掛け合いを見せてくれる。
子供なので普通のブリックヘッズより2プレート分身長を低くしている。
坊主あたまという事ぐらいしか特徴がないので、どの様にデフォルメしたらいいのやら・・・。
違和感なく坊主にするってとても難しい事が分かりました。
008 ピュンマ (ケニア)
水中活動を得意とするサイボーグ。
エラ呼吸ができるのに、体内に酸素ボンベも持ってたりなんかする。
深海の水圧にも耐える事ができ、宇宙での活動も可能だ。
アフリカ系のサイボーグだと「走るの速い」とか「ジャンプがスゴイ」のイメージなのだが、当時から水泳で活躍していなかったにも拘わらず、水のサイボーグにしてしまった石森章太郎はなかなかユニークだと今更なからに気付かされる。
本来は半分寝ているような眠たい目が特徴なのだが、パーツの制約でキラキラお目目に・・・。
また、髪の生え際の処理が難しかったので、今回一番似てないかも・・・( ^ω^)。
団体の中に紛れるとそれなりに雰囲気つかめるので、まぁ、温かい目で見て下さい。
009 島村ジョー (日本)
いつも片眼が隠れたヘアスタイルの主人公。
混血(ハーフ)という概念を知ったのも009からであった。
00ナンバーに最後に合流したのに、基本性能の高さからリーダーに祭り上げられる。
奥歯のスイッチを押すと、超スピードで移動できる「加速装置」を備えたサイボーグ。
テレビアニメで赤いマフラーをしているのはこいつだけだ。
やぱり特徴的なのはカッコイイ髪型。
左顔が映っている時は左目、右顔が映っている時は右目が現れるという、謎に満ちた髪型なのである。
ブリックヘッズでは、さすがに向く方向によって現れる目が変わるというギミックは搭載していないが、なかなかカッコよくまとめられたと自画自賛である。
カッコ良くできたので振り返りポーズも。
やっぱり赤いマフラーをなびかせないとね♪
なんと、今回のブリックヘッズの制作期間は9体全部で1日!!
これ程までに作業が波に乗ったのは初めてかもしれないです。
せっかくなので気に入った画像も何枚か載せておきます。
二人は恋人同士なのだ。
二人の掛け合い漫才が楽しいです。
結構仲良し?
いつも抱っこしてもらってます。
舞台は日本で、主要キャラは日本に住んでいる。
で、この人たちは海外を活動の場としている。
白黒テレビではこんな雰囲気だったのです。
加速装置コンビ。
最後まで見て頂きありがとうございました。