おはようございます？こんにちは？
課題についての質問や、さよならパーティーについて（一人帰国してしまうので）、パソコンが壊れたから助けて！とか、日本についての質問まで、多種多様…何故よりによってテスト前の今日なんだ！と思いながら、対応…まぁ、頼られることはなんだか自分が認められているみたいで嬉しいので、満更でもないですが😊
一通りのハウスメイト達と話した後、Dalatに一緒に旅行に行ったミャンマー人で仏教徒の友達から日本の宗教についての質問がありました。
「宗教は何？」
から始まった日本の宗教観についての質問は、彼が興味を持ったきっかけらしき映像（日本で日本人に宗教についてインタビューしている映像）に沿って進められて行き、最後には日本人の政治への関心にまで行き着きました。
「なんでみんな宗教ないっていうの？」「神道と仏教の違いは？」「神道って何？」「宗教は日本人にとって何？」「いろんな宗教をどうして受け入れられるの？」「日本の仏教って何すんの？」「仏教なのにお祈りしないの？」「仏壇とか墓ないときは、どうやってお祈りするの？」「なんでテストとか大事なことは祈るの？」「ミャンマーと日本の仏教の違いってなんだろう？」「なんで結婚式を教会であげたがるの？」「古事記って何？」「天皇様は日本人にとって何？」「天皇様と首相二人いることはどう思う？」「安倍総理についてどう考えてる？」「なんで政治に興味を持たないの？」「選挙率が低いのは何故？」
これが全部じゃないですし、直訳でおかしいとこあるけど、本当に質問が止まらず、こちらもミャンマーの宗教観や政治について聞いたり、日本の宗教観についてどう思うか聞いたり、深夜からぶっとうしで、ディスカッション🗣🗣
祖母の話やTed、大学の講義の内容を思い出し、ネットで関連資料探して、必死に解説👩🏫
神道の説明、日本の歴史（神仏習合、仏教の布教の過程、神仏分離etc.）から、現代の日本のイベント（正月、バレンタイン、イースター、お盆、ハロウィン、クリスマスetc.）、宮司さん・住職・牧師さんのラジオの話など、とにかく必死で解説😅
しかし、資料と私の解説がきっかけの映像での街中インタビューの解答と違うことでさらに混迷…しかも途中から若者の政治への関心まで飛んで行き、私の勉強不足を痛感させられる結果に…
ミャンマーの仏教では、1日2回以上お祈りをするのだとか。「極楽浄土は西にあるって言う話があるけど、ミャンマーは？」と聞いたら、驚きながら「天国は空にあるけど、祈るのは全方位どこでも問題ない」って返ってきました…スーチーさんの話になるとスーチーさんの功績一つ一つを語ってくれ、途中から早口でミャンマー語も混ざりながら、止まらずに話し続け、スーチーさんはミャンマー人にとって本当に偉大な人なんだなぁと感じました。
なかなかに日本の宗教観は日本人ではない人にとって理解しがたいもの…日本人すら正確な自分達の宗教観を理解してる人も少ないと思います。そして、ニュースやネットで見た情報だけではあまり感じることのできない現実や人々の感情が多くあると改めて感じました😊
机の上で勉強するだけでなく、実際に現地の人と話すことで得るものはとてつもなく大きい…これからももっといろんな人と交流して行こう！そして日本の宗教観や政治への関心の薄さは海外から見たらかなり特殊…試験終わったら、勉強しよう！と決意するきっかけになった出来事でした😆