本日の読書感想文



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こんぺいとうのオススメ絵本

かかしのじいさん 

                The old Scarecrow
深山 さくら   文
黒井 健   絵
佼成出版社




あらすじ 


かかしのじいさんは、田んぼの真ん中でひとりぼっち。すずめが来ると追っ払うのが、かかしのじいさんの仕事。

 「こらくっちゃ、ならねえぞ」


すずめたちは、じいさんの田んぼが大好き。

ある日、すずめが一羽じいさんのすげがさに、停まった。ケンカをして寂しくなったことを、話しにきた。



グッときたポイント 


じいさんのすげがさに落とされたすずめのフンから、芽が出て黄色い花が咲く。そこにお百姓さんから、カスミ網をかけることを聞く。


じいさんは、大きな声で、すずめたちに知らせようとする!


「ここには、くるんでねえぞー」


いつの間にか黄色い花が綿毛になっていた。その綿毛にじいさんの声が乗って、遠くの丘に居るすずめたちに届く。



こんな人におすすめ 


登場人物がひとりの物語を探していたのに、すずめと心の交流をするーという真逆な絵本に、出会いました