産経ニュース 2016.04.26 【注目の裁判】
末期がん患者が最後にすがった大麻・・・
がん治療に、大麻が有効かもしれない・・・と聞いた男性の話。
末期のがんと診断され、なんとか大麻による治療を試みたいといろいろな所に問い合わせたが、大麻が厳しく取り締まられている日本ではなす術もなかった。そのがん患者が最終的にとった方法は、自分で栽培して自ら試すということだった。
結果、がんは劇的に改善、大麻取締法により逮捕・起訴となったという。
この記事のなか、私が、ぶっとんだのは
「医療用大麻は有効性が実証されているわけではない上、最先端のがん治療が受けられる日本・・・」という厚労省の方のお話し。
確かに、日本には最先端のがん治療があり、多くの方がその恩恵を受けているだろう。
が、患者がほしい治療は、最先端だろうがなんだろうが、治る治療であり、症状が少しでもよくなる治療であり、少しでも副作用が軽いものなのではないだろうか。
少しでも改善できる、改善の可能性がある治療があれば、なんだって試してみたいのではないだろうか。
記事のなかの厚労省の方のくだりは、多分、取材中からほんの一部を抜粋したものなのだろうが
・・・もっと、患者に寄り添った考えができないものか
・・・もしかしたら、寄り添うところが違ってるのか