9月5日、介護や看護する方へのアロマ・ヨガ講習会を開催しました。

アロマ講習会
参加者 9名
アロマチーム 4名
スタッフ2名

ヨガ講習会
参加者 1名
スタッフ 2名

午前中のアロマは、満員御礼クラッカー

講師は、介護現場でアロマトリートメントをお仕事とされている斎藤陽子さん。
ご自身が、どのようにアロマを介護現場に取り入れていったかというお話や
実際にアロマトリートメントをした時の、利用者さまの様子などをお話くださいました。
何度もトリートメントするうちに、だんだんと柔らかくなっていく表情
認知症の方、「覚えていてくださるかな」と思っていたけれど、香りを覚えていてくださったようで、自ら手を差し出してくださったこと
それは、「香りの効果」や「香りと記憶の関係」を改めて知る機会ともなりました。

お話のあとは、トリートメントの実習です。
トリートメントオイルを作り、二人一組で練習をしました。

アロマチームのみなさんにもお手伝いいただき、無事、終了。


「講習のはじめとおわりの、みなさんの表情が印象的だった」という感想とおり、ティータイムには、みなさん、ほっこり笑顔でした。

講習会のお話で印象的だった言葉があります。
それは、「人間ディフューザー」

介護の現場にアロマを…と思っても、様々な事情でなかなか難しいのです。
そこで、自分にアロマの香りを振り撒いて、現場に出向くと…
そこには、ふんわりとアロマの空間が広がります。

というものです。
素敵なことだな~と思って聞いていました。

でも、ここで、注意が一つ。
金平糖のアロマ講習会でも、必ず言うことなのですが…

香りといってもいろいろあります。
最近問題になるのが、柔軟剤などの化学香料。化学物質過敏症の方のなかには、すれ違っただけ、時には、お隣の洗濯の臭いで、気分や体調を崩すということもあるようです。

精油には、雑貨として扱われているものもあるようです。
購入するときは、必ず、「アロマテラピーとして使えるものかどうか」をチェックすることが大切です合格

午後は、ヨガ講習会。
体調を崩されて欠席の方がいらっしゃったので、参加者は1名とスタッフ2名。
二部屋借りていましたが、一部屋にして、こじんまりとスタート。


遠くから来ていただいたのに申し訳ないなぁ~と思いながらスタートダウン

昆先生も「私は、これくらいの人数でするのも、好きです」とにっこり、初めて下さいましたが…汗

でも、少人数には少人数の良さがありましたアップ

和室、ということも良かったのかもしれません。

畳の柔らかさやこじんまりとした空間には、心地よい一体感と安心感がありました。

そうした安心感の中、ゆったりと深呼吸をし、自分の心と体に向き合って日常の緊張を少しずつほぐしていく・・・心も体も、ゆるゆるになった頃「シャバーサナ」のポーズで、完全リラックス

・・・そろそろ、体を目覚めさせましょう・・・

という先生の声で、ゆっくりと体を動かし始めると

はてなマーク

ぐぅぐぅ

どうやら、リラックスの極みに陥った方一名クローバー

聞けば、この夏は、お仕事も忙しかったご様子。
ご自身でも気づかないほど、疲れがたまっていたのかもしれませんね。

そんな参加者の様子をみて、先生がにっこり。
「私、墜落させるの、得意なんですよ音譜

先生は、ご自分のヨガでや「リラックスしてもらうこと」や「癒し」を意識されているとのこと。

先生の声のトーンや口調、そして、流れるようなポーズの間。
な~るほど、と思いました。

つくづく思うのは、ケアしている人にぜひ受けてもらいたいヨガだということ。

なんといっても、人を相手にしている介護や看護。
そこには、常に緊張があるのではないでしょうか。
でも、案外、緊張に気づいていないことも多いのかもしれません。
その緊張が、当たり前になってしまっているかもしれません。

その緊張、ほぐして、ちょこっと墜落、してみませんかニコニコ