6月17日、千葉県子ども病院にて「ケアグッズ作り」を開催しました。
参加人数 4名

「ケアグッズ作りin子ども病院」は、私たちの活動の二本柱の両方の意味合いをかねています。

両方の意味合いとは
入院している患児のために、ちょっぴりかわいいケアグッズを提供したいという「ケアグッズ作りの活動」と、これらのケアグッズが現場で役立ち、そこにいる人たち(ご家族や医療者、病院スタッフ)の心も、ちょっぴりほっとしてもらえればいいな、という「ケアする人をケアする活動」の二つです。

作るものは
アイスノンカバーとポシェット、リュックと点滴用カバーです。

それぞれの病棟から、必要数を出してもらいました。
アイスノンカバーは、何度かやりとりして、サイズを調整してきました。
ポシェットとリュックに関しては、何に使うのだろう?ということの確認を行い、な~るほど!と納得。
使い道がわかると、みなさんに作ってもらう時にも、説明がしやすいし、作り甲斐もあります。

ポシェットは、ドレーンをいれたり、心電図をとるときに機械をいれたりするそうです。
リュックは、アイスノンを入れて子どもが背負うと背中が冷え冷えで、背負ったまま抱っこもできるんですね。

ところでこのポシェットですが、実は、乳がん患者さんのために作られたものです。



作っているのは、板橋区の乳がん患者会「オアシス」さんです。


金平糖を立ち上げたころ作り方を教えてもらいました。
それが、巡り巡って子どもたちに役立つとは・・・
あらためてつながりあうことの大切さを感じていますラブラブ

さてと・・・
昨日のケアグッズ作りinこども病院、実は「作り」といよりは「繕いもの」がメインでした。
子ども病院とケアグッズについて初めてお話した時も、いろいろ繕いものもあって・・・という要望を聞いていました。
現場の要望にお応えする、というのも金平糖の活動の"キモ"とするところ。
なので、繕いものなどありましたらご遠慮なくどうぞ・・・と伝えておいたのです。



繕いものによっては、何に使うのかがわからず、戸惑うこともありました。
利用する状況などを看護師さんに確かめながら繕っていると、患児たちの現状や現場の厳しさをちょっぴり感じたりもしました。



病と向きあう人たちの少しでも手助けできればとの思いで、私たちに「できる事を、無理なく」続けていければと思います。