今年度の最初の行事の日、外は朝から雨……
ボランティアメンバー交流会の日なのに、何人来て下さるかな??ダウン
不安な面もちでスタッフのまゆさんと二人で
鎌取駅近くの雑貨屋さん、ベリンデベールへ向かいました。

途中、もう一人のスタッフこきまさんからメール

ベリンデベールの外階段から二階のカフェスペースへ来て下さい
白いバラが目印です


そのメール通り、ベリンデベールでは白いバラのお出迎え。
階段に覆い被さるように咲くバラの優しい白さと香りに癒され

今日は、このバラを見れただけで、充分幸せ……アップ
すみません。癒されすぎて、カメラに収めるのを忘れてしまいました汗

雨にも関わらず交流会には、10名もの方が来て下さいました。
おしゃべりしながらグッズを作ったり
介護や医療の事などの情報交換もできました。

というのも、夜勤明けの現役看護師さんや
今は現役ではないけれど、介護や看護の職についていた方
そして、家族の介護や看病の経験者が
タオル帽子やケアグッズというキーワードを中心に集まったからこそ
だと思いました。

ティータイムには、ベリンデベールのオーナーの
コーヒーや紅茶とともに
地域の障がい者団体のおかし工房・はあもにいのクッキーをいただき
ほっと一息つきました。

こんな風に、なんとなくおしゃべりしながら
でも、いつかは誰もがお世話になる介護や医療のお話を
気楽に聞けて、本音で話せる場所
そんな場所を、金平糖で作りたいな……
と思いました。

では、交流会の様子をご紹介します。

アロマテラピスト・まゆさんのハンドマッサージコーナーラブラブです。
ほのかに香るラベンダーで、ゆったりほっこりリラックス

$「地域の患者は地域で支える」金平糖のブログ-スタッフまゆさんのアロママッサージ

千葉県がんセンターで看護師さんから
尿パックをカバーするものがあれば……
とのお話がありました。
そこで、みなさんと一緒に尿パックカバーについて考えることにしました。

さっそく、現場で働いたことがある方から
尿パックとは、どのようなもので
どんな風になっていて
ベッドサイトや車椅子に乗るときは
どうなのか
などのお話を聞きながら
ああでもない・こうでもないと頭をひねったり

$「地域の患者は地域で支える」金平糖のブログ-ああでもない・こうでもないケアグッズ開発

タオル帽子やドレーンポーチを作ったり
「地域の患者は地域で支える」金平糖のブログ

思い思いの一時を過ごしました。

お家で暇な時に一人で作るのもいいけれど
こうして、みんなで集まって
おしゃべりしながら作るのも
なんだかとっても楽しくて
心がうれしくなってきて
誰かのためにと思う気持ちが
まわりまわって、自分の所に戻ってきた
小さな幸せのブーメラン……
と心は充足するものの
腹時計は、鳴り響く。

というわけで、ランチタイム
本日のランチは、いろいろ・いろいろありましてあせる
急遽、金平糖スープの試作品の試食会ショック!となりました。
参加された方には、寝耳に水でびっくりさせてすみません。

「地域の患者は地域で支える」金平糖のブログ-金平糖スープ試作品の試食会

金平糖スープは
私たちの大きな妄想であり
いつかは実現させたい夢
金平糖カフェの中心メニュー。

金平糖カフェは、みんながほっと笑顔になる場所であり
おしゃべりしながら、医療や介護の情報交換したり
お互いの困ったを、構えることなく自然に話し合える場所
そんなカフェを夢見ています。

カフェでは、一つのテーブルを囲んで
みんな一緒に食べることができるメニューがほしい……
0歳~100歳まで、病や障がいがあっても
みんなで同じものを食べる、ただそれだけでほっこり心があったまる
私たちは、そんな風に思っています。

この大きな妄想が、夢へと大きく踏み出したのです。
というのも、6月にアロマテラピー講習会を開催する
船橋のコミュニティカフェひなたぼっこさんが
私たちの作ったレシピをもとに
私たちの講習会や交流会での軽食メニューとして
提供して下さるというのです。

びっくりするやら、うれしいニコニコやら

でも、妄想中の金平糖スープ
レシピなんて、全くない叫び
というわけで、家族の迷惑むっ顧みず、なんどか試作を繰り返し、なんども試飲を繰り返し
なんとかこの日に間に合わせたのです。

みなさんの評判は……
う~ん、もうちょっと、改良の余地ありかな?
来月のアロマテラピー講習会の報告で
どんなスープかご紹介、乞うご期待!

尿パックの試作品も、何パターンかできました。
千葉県がんセンターの病棟で使ってもらえたなら
その感想を伺って、こちらも、改良を加えていきたいと思います。

現場で働く人々も
お見舞いにくるご家族も
そして、闘病中の方々も
ほんのちょっぴり、にっこりできればいいな……

病気を治す場所だから、
病人の体調を見るのに大切なものだから
だからこそ、ちょっぴりのゆとりがほしい
私は、そんな風に思っています。

試作品の中には、こんなかわいい刺繍をほどこしたものもありました。
「地域の患者は地域で支える」金平糖のブログ-いやしのにゃんこちゃん