私が放射線治療を受けた病院は
自宅から車で10分ほどのところにあります。

家族も何度もお世話になった病院
地域の方々も、よく利用されている病院です。

金平糖の合言葉「地域の患者は地域で支える」を考えた時に
まっさきに頭に浮かんだ病院でした。

事務の方から、担当の看護師の方へとつないで頂きました。

看護師さんのお話では
病棟でもご家族の方が作って下さった帽子を
「ご自由にお取り下さい」という形で置いているそうです。
そこに、私たちの帽子も置いて下さるとのことでしたアップ

ありがとうございます音譜

看護師さんとのお話が終わり
ほっと一息ついて
ふとあたりを見渡すと・・・・汗

放射線治療の記憶がよみがえってきました。

25日+追加照射5日間叫び

あの一ヶ月の記憶が、きのうの事のように思い出されました。

初めての放射線照射の日
その扉に書かれている「リニアック」という言葉にどきまぎし
扉を入ってから機械のあるところまでの通路が、とても長く感じられ
「放射線」が漏れたらいけないから、こんな奥まった所にあるんだ・・・
と不安になりました。

でも・・・
受付の人も、先生方も
そして放射線技師の方々も
いつも優しく、穏やかな笑顔で接してくれました。

手術を受け今も通っている病院もそうですが
放射線治療を受けたこの病院でも
治療の思い出は、辛いしょぼんものがありますが
その他のことで、嫌な記憶がありませんニコニコ

だから今日も、ふっと治療の時の不安で辛い記憶がよみがえってきても
最後には「みなさんによくしていただき、嫌な思い一つせずに治療を終えることができたビックリマーク」という
記憶へつながり、なんだか胸がいっぱいになりました。

今日、病院へ行ったのは午後3時すぎ
まだまだ多くの患者さんが、待合室にいらっしゃいました。

そして、庭の草取り作業の方、守衛さん、事務の方・・・
病院には本当に多くの方が、働いていらっしゃいました。

不安な治療を支えてくれた笑顔や草花に感謝しつつ
今ある自分が、どんなに多くの方に支えられているかを
改めて考えた帰り道でした。