慰めを期待するけれど
それではからっぽは満たされません
わかっているけれど
満たされる方法がわからないので
外に外に求めます
求め続けます
満たされる方法を外に探しに行った
風船のような私は
体の居場所を忘れます
帰る方法を忘れます
残るのは本当にからっぽになった私です
満たされて十分だったはずなのに
わざわざからっぽになった私です
内側を埋めたくて
人からの興味が欲しくなります
人からの好意が欲しくなります
人からの愛情が欲しくなります
もしそれらを貰えたとしても
私は何も返せません
中身が無いからです
そして人は離れていきます
その時やっと
このままじゃいかんな、と思うのです