ジェネレーションブラザーズ☆ゼロハチネットさんインタビュー! VOL.3
コン! コン平だコン
なんなんですか最近の猛暑は
クオン
おかげでこんがりキツネ色に焼けちゃったコン。
コン、シッポまで丸こげだコン……

さて
前回に引き続き
漫画「ジェネレーションブラザーズ」の作者・ゼロハチネットさんにインタビュー!
コン平(以下、コン)「今回は、氷河期世代について聞いてみたいと思います。ゼロハチネットさんは、氷河期世代に当てはまるそうですが、やはり氷河期次男には思い入れがありますか?」
ゼロハチネットさん(以下、ゼロハチ)「うーん。『ジェネレーションブラザーズ』でもなにかと不憫な氷河期次男ですが……だからって同情するかというと、そうでもないんです」
コン「えっそれはまた、なぜ……」
ゼロハチ「氷河期次男は、『無理に就職するくらいなら、非正規雇用で好きにやる!』とか『ずっと同じ会社で働くよりも転職を!』というように、自分なりの生き方を強く望む世代でもあったわけですよね。それを貫こうともするし。けれどそれで失敗して、『自分たちばかり』とか『周りのせいだ』っていじけてしまうのは違いますし。そこはやはり自分の責任なので」
コン「確かに、自分の失敗を社会のせいにするのは違うと思うのですが……。しかし、どこまでが自分の責任で、どこからが社会の責任になるのかがあやふやだなと感じます。ゼロハチネットさんはどう思いますか?」
ゼロハチ「例えば、フリーターという働き方に先がなかったとしても、それを選ぶところまでは自分の責任ですよね。けれど、正社員雇用制度のある会社などで、先の展望を見据えて努力してきたにも関わらず、『あなたは派遣だから』とか『あなたはバイトだから』と言う理由でその先に進めないとなると……。そこはやはり制度の問題だと思います。さすがに、それはかわいそうですよ。非正規雇用でも能力のある人にとっては特につらいことだと思います」
コン「なるほど……ちなみにご自身で、氷河期時代を実感したことはなにかありましたか?」
ゼロハチ「そうですね……私が就職活動をしていた2002~3年ごろは、景気もやや上り調子だったので、企業が社員を採ろうとしている風潮はきちんとあったんですよ。大変ではあったけど、特に理不尽な思いをしたことはなかったですね。さきほども言ったように、非正規雇用で働く人も多かったです」
コン「その後はどうでしたか?」
ゼロハチ「私もフリーターだった時期があるのですが、そのときは、『非正規雇用にはあまり仕事を回してくれないんだな』という印象がありました。正社員と非正規雇用の何が違うかというと、自分がしている仕事の全体像が見えないところだと思うんです。もちろん給与など、他にも違いはありますが……そのときは、自分は会社の歯車の凹凸部分に過ぎないんだなあと感じましたね」
コン「ゼロハチネットさんの周りはどうでしたか?」
ゼロハチ「今はみんな就職しているけど、特に25、6歳のころ、フリーターの友人はたくさんいましたね。逆に、新卒で就職してから今もずっと同じ会社にいるって人はほとんどいないかも」
コン「なるほど。コン平はゆとり世代なのですが、自分や周りを含め『新卒でなんとか就職しなきゃ!』って強迫観念がものすごく強かったように思います。なので、世代の違いを感じました。次回は、ゆとり世代についてどう思うか聞いてみたいと思います! (どきどき)」
ゼロハチ「そ、そんなにおびえなくていいですよ(笑)」
世代別・ジェネレーション事情が分かる! 漫画「ジェネレーションブラザーズ」はこちら!

なんなんですか最近の猛暑は
クオン
おかげでこんがりキツネ色に焼けちゃったコン。
コン、シッポまで丸こげだコン……


さて

前回に引き続き

漫画「ジェネレーションブラザーズ」の作者・ゼロハチネットさんにインタビュー!

コン平(以下、コン)「今回は、氷河期世代について聞いてみたいと思います。ゼロハチネットさんは、氷河期世代に当てはまるそうですが、やはり氷河期次男には思い入れがありますか?」
ゼロハチネットさん(以下、ゼロハチ)「うーん。『ジェネレーションブラザーズ』でもなにかと不憫な氷河期次男ですが……だからって同情するかというと、そうでもないんです」
コン「えっそれはまた、なぜ……」
ゼロハチ「氷河期次男は、『無理に就職するくらいなら、非正規雇用で好きにやる!』とか『ずっと同じ会社で働くよりも転職を!』というように、自分なりの生き方を強く望む世代でもあったわけですよね。それを貫こうともするし。けれどそれで失敗して、『自分たちばかり』とか『周りのせいだ』っていじけてしまうのは違いますし。そこはやはり自分の責任なので」
コン「確かに、自分の失敗を社会のせいにするのは違うと思うのですが……。しかし、どこまでが自分の責任で、どこからが社会の責任になるのかがあやふやだなと感じます。ゼロハチネットさんはどう思いますか?」
ゼロハチ「例えば、フリーターという働き方に先がなかったとしても、それを選ぶところまでは自分の責任ですよね。けれど、正社員雇用制度のある会社などで、先の展望を見据えて努力してきたにも関わらず、『あなたは派遣だから』とか『あなたはバイトだから』と言う理由でその先に進めないとなると……。そこはやはり制度の問題だと思います。さすがに、それはかわいそうですよ。非正規雇用でも能力のある人にとっては特につらいことだと思います」
コン「なるほど……ちなみにご自身で、氷河期時代を実感したことはなにかありましたか?」
ゼロハチ「そうですね……私が就職活動をしていた2002~3年ごろは、景気もやや上り調子だったので、企業が社員を採ろうとしている風潮はきちんとあったんですよ。大変ではあったけど、特に理不尽な思いをしたことはなかったですね。さきほども言ったように、非正規雇用で働く人も多かったです」
コン「その後はどうでしたか?」
ゼロハチ「私もフリーターだった時期があるのですが、そのときは、『非正規雇用にはあまり仕事を回してくれないんだな』という印象がありました。正社員と非正規雇用の何が違うかというと、自分がしている仕事の全体像が見えないところだと思うんです。もちろん給与など、他にも違いはありますが……そのときは、自分は会社の歯車の凹凸部分に過ぎないんだなあと感じましたね」
コン「ゼロハチネットさんの周りはどうでしたか?」
ゼロハチ「今はみんな就職しているけど、特に25、6歳のころ、フリーターの友人はたくさんいましたね。逆に、新卒で就職してから今もずっと同じ会社にいるって人はほとんどいないかも」
コン「なるほど。コン平はゆとり世代なのですが、自分や周りを含め『新卒でなんとか就職しなきゃ!』って強迫観念がものすごく強かったように思います。なので、世代の違いを感じました。次回は、ゆとり世代についてどう思うか聞いてみたいと思います! (どきどき)」
ゼロハチ「そ、そんなにおびえなくていいですよ(笑)」
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