摂食障害Q&A } 回復期の家族の声掛け | maro's diary

maro's diary

私の今までの人生で経験した事やこれからの事を記録として残してシェアをしたいと思います





ありがとうございます




摂食障害の症状として

拒食期と過食期を繰り返す症状の方もいると思います



考え方を少し変えてみて

単に症状と捉えるのではなく

心のムラで「食べたくない時期」「食べたい時期

が、繰り返されているという

そんな捉え方もあるかなと思います




なぜか不安で食べられない時期

なぜか沢山食べられるけど怖い時期




理由は様々だと思いますが

容姿や痩せへの執着から

どこかで節制したマイルールからの反発的ストレス



生き辛さや孤独感や自信の無さなどを

無意識にも食や容姿に向けている



回復期の過程であって

過食期の波とも捉えられる






人それぞれに理由はあると思いますが

心の病気なので

それぞれの心の理由に症状がくっついている

そう私は捉えています




食べた事を後悔するように

怖かったと思う気持ちがあるのなら

まだ容姿にこだわりを持って

変化を恐れているのかもしれません


回復期はそれを手放していく時間だから

今そう思う事は自然な事です



ここから、その怖さを乗り越えていく時間です




お母様の心配する気持ちこそ愛だから

今の声掛けのままでいいと思うんです


きっと、伝わってると思います




正直、摂食障害の理由となる原因を

見つけて乗り越えていくのは本人の力です

1番しんどい時期だと思います



ただ、食べられるようになった

倒れてしまった時期に比べたら

大きな進歩ですよね



本人に、すごい事だっていう自覚を持って欲しい

私個人的にはそう思います




そしてそれを受け入れられない何かがあるのなら

きっと、まだ容姿の事や生活の中で

自分に対する考え方などが不安なのかもしれません




もう一度、食べる事、体の健康だけじゃなく

心の「本音」を引き出せる場所として

お母様との会話の中で本人の生き辛さなど

理由を紐解いていけたらいいのかなと



具体的な言葉というより

本人も声に出せない言葉にできない

漠然とした葛藤を

言語化できるようにしたらいいかなと思いました





ふとした瞬間の本人の嘆きのような

本音というか願望というか

そこを引っ張り出してくれる存在って

自分であるべきなんだけれど

それってとっても難しい事なんです





私は経験談として母から



吐く事は悪い事じゃない

今それで生きている事ができるのなら

それでいい



過食じゃなくて健康になれるって事だよ

すごいじゃない

美味しく食べよう



そうやって声をかけてもらいながら

なんとか自分を保っていました




それに対して

でも食べたら太って惨めになっちゃうじゃん!

と、怒る事もありました




母の言葉を斬って反発してしまうけど

それによって

自分の摂食障害の言葉が出てきて

客観視できるというか



惨めになる!って言った自分に驚くというか

今健康になりたいはずなのに

どうしてそんな言葉が出てきたんだろう?

と、疑問を抱く機会になったといいますか




摂食障害の自分と本音の自分
そのやり取りを
母が相手してくれた事で救われました




辛いよって言うのも勇気がいるけれど

頑張って教えてくれた


辛いって事は変化があるから辛いのであって

変わろうとしているから抱ける感情なんです



このままで、いいや。

と、思っていれば何も怖くない辛くない




変化の佳境に立つ人は

中々気付けない事だから

お母様が大丈夫って

今の声掛けのままでいてくれたら

本人も少し楽だと思います



娘様ではないので

私なりの考え方ではありますが

お母様のお役に立てたらと思います




お母様の娘様を心配に思う気持ちが伝わります

同じく娘様にも伝わってるはず




どうかお母様もご自愛ください