~①からの続き、、
じつは、初日明けの2日に観劇したのは、
以前から一度行ってみたかった
ロビーウエルカム演奏を聴きたかったから
この演奏はお正月三が日限定です。
ミー&マイガール、他みりおさん主演曲の
生演奏でお正月気分を
ウッキウキに盛り上げてくれる
・・・というわけで、
花組担当でも、ポー原作ファンでもない(読了はしてる)
私なもので、ファンの方からみれば
「はっっっ??????」
であろう観劇感想をば、、、
・まずは、プロローグの
「ポーの一族~♪ポーの一族~♪」
の大人数コーラス圧力とゴシックな舞台美術で
「小池センセイノリノリで作ってはるなあ~ 」
という鼻息ブーーーーンな勢いを感じた。
それに104周年の劇団の底力といいましょうか?
スタッフは座付き又は常連の先生方で固めた
隙の無い、完璧なゴシック耽美世界の
再現化がお見事!
舞台転換もスムーズで裏方スタッフもアッパレ!
この非現実世界観はヅカでしか表現できひんでしょうな。
グランミュージカルといえば米国から完全コピーを
輸入することが多い我が国の現状、
ヅカは今後二作品も国内から原作のみ著作権買って
あとは自作のようなので、これからもオリジナル部分を
輝かせていってほしいもんです。
・これ、みりおさんトップが決まった時点で
舞台化が再燃したんでしょうな。
エドガー役は、歴代他のトップでは考えられない。
例えばもしたまきちやったら「胴上げ一回」のシーンが
どうなることやら、、、
個人的には
「春の雪」や「金色の砂漠」の
主演の方が好きなんだが、
今回のポーの演技の方が
苦悩する青年の完成度が高く、
トップ明日海りおの代表作になるのでは?!
・専科・一樹と組長・高翔の殺られっぷりが
実に ス・テ・キ です
・ベルばらでも使用のクレーンが久々に稼働。
あれ、もし自社所有であっても
手間も費用もかかるでしょうに
たま~には動かさなモーターの調子が
悪なるんでしょうかね??
・フィナーレの男役群舞が
凄まじい花男感っす 是非とも注目!!
ダンス中の当たり前キザリが決まりまくってて
「真矢みき臭」がする
やはり花組は、真矢みきや蘭寿とむ
のように息をするようにキザり
歩くようにウインク飛ばせるんが
花男ここにあり! やと思ってるので
最高の褒め言葉です ↑
・かつてから、柚カレイ動くと目立つなあ~
なんであんなに目立つんやろ?
と思ってガン見で観察したところ、
ダンス中、関節の曲げ方角度が
他とは微妙に違うことを発見
なるほど、魅せるショーダンスとしては得点高く
劇団アゲアゲなのもちょっち分かる気がした
・104年目、今回観劇して
ヅカは劇団底力がすごいのを再確認したので
まだまだオリジナル部分を輝かせていってほしいもんです