昨日は”緊急フォーラム「今伝えたい!一時預かり事業の現実 未来に向けて緊急政策提言!!」”に参加してきました音譜

 

18:00~20:30、東京一ツ橋の日本教育会館で行われたこの会は、空いている席がないほど定員めいっぱいの人が参加し、驚くことに広島など遠くからも参加していたことでしたびっくり 最初に厚生労働省から依頼されて調査した概要と結果報告があり、元厚生労働省のTさんの感想を聞き、その後に横浜市、東京練馬区、仙台市の事業者の現状の事業報告がありましたが、それは厚生省の調査を裏付ける生々しい事業者と親子の現状だったように思います。問題はたくさんあって、印象に残ったのは一時預かりをする事業者が「預かってあげたいが、スタッフの人数や力量などもあって、アレルギーや困難を抱える子どもを預かれず断らざるを得ないこと」でした。他にもいろいろ問題があり「よく頑張っているな」と敬意を持ちましたドキドキ

 

私は13:00~16:30時半まで早稲田大学の里親研究会に参加していたので終わったその足で仲間5人とこの会に参加しましたが、最後に吉田恒雄さんもおっしゃっていたように私もこの民間の行う「一時預かり事業」が幼い子どもの虐待を防ぐ大きな予防策になると思っているので大いに期待しています。

 

先に感想と一時預かりに対する要望と提案を書くと

1 国にもっと子ども・子育て支援に関する予算をつけてほしい⇒軍事費(イージスアシュアや戦闘機等のお金)を回す

(理由)・報告にあったように涙ぐましい事業者の努力に見合う人件費の補填。

・この事業を使う利用者はお金も支援者(祖父母など)が居ない親子と考えられるので、もっと低料金での一時預かりをすることが「子どもの虐待死」への予防になる。

2 学童(7~18歳)についてもいずれ一時預かり(親と子が安全に離れて生活する時間を得られる)ができるようなシステムへ拡げる

今回の報告は未就学児が中心だが、事件に見るように6歳以上の子どもも保護されずに亡くなっている。施設や児童相談所の一時保護施設も一杯、里親も少なすぎる現状では必要である。(次回の里親研究会ではこうした事件の分析を講師を呼んで参加者で行う)

3 ファミリーサポートの発展と里親制度の段階的利用

理由は、私は里親でありファミリーサポート会員だが、その社会的資源の活用が十分でない。こうした資源を段階的に研修し、養育技術が達したと判断できた人に給与面でも優遇し、様々な子どもと親のニーズに合った対応ができるようにしていくべきである。