今の日本の状況を見て、「共謀罪」の次はいよいよ自民との「憲法改正」ならぬ「改悪」の強行採決か と心配になったので、図書館で「憲法」の本を借りて勉強しようかなと思って手に取った本がコレ
「5.3つらぬこう平和憲法」です。
戦争を体験してきた方ばかりでなく、親の体験談や生き様を見てきた女性たちの発信に耳を傾けたいと思いました。お忙しい皆さまに拙い要約ですが参考まで。ぜひ、私の読んだ後は借りてみてくださいね
今回は、宮子あずさ さんのメッセージ P87
「憲法の存在こそ福祉国家につながる」です。
『基本的人権の尊重をうたう日本国憲法というものは、まさに介護や弱者の問題を社会化していくという意味で一番大きな柱になるものと考えます』
国会議員が、福祉の問題をお金の話に終始して、将来設計しない、のんきに軍備を増やそうとしていることがわからない。国会議員たちは、自分の老親の介護を全て妻や姉妹に任せて気楽な立場で話しているひ他ならない。(モトネー要約)
宮子さんは、いろんなお年寄りと接する中での気づきから以下のように述べています。
必ずしも戦争でイヤな思いをした人ばかりではない。
高い立場にいた人ほど、いい思い出として戦争を語りたがる傾向がある。そうした意味で“人々の良心だけに頼った平和を守る運動というのは成り立たない”
やはり、戦争の放棄の九条の条例というものを守り抜く形でしか、平和というものは守れないことを強く感じている。と