今回は感覚的なお話しを


タイトルに書いたように

膝はここです



いや、膝はここでしょ!



はい、本当の意味での膝はこっちです

だから膝を指差してと言うと

ほぼ100%の人がここを指します

それは正解です


でも、今回は感覚のお話です

丁寧に

意識探し

感覚探し

をしながら見ていきましょう


まずは『肘を曲げる』という動作を

してみて下さい


ゆっくり、丁寧に、

意識と感覚探りながら


おそらく意識や感覚は

こっちにあるはずです


ここを曲げるという動作感覚で

肘を曲げていることの方が多いです


膝と同じで本当の意味での肘は

こちら側です


じゃあ次は動作感覚も

本当の意味での肘である

こちら側に持っていって

ここを曲げる感覚で

肘を曲げてみて下さい


どうですか?

曲げづらい、あるいは

力こぶにさっきよりも

余計な力が入って力む

そういう感覚になるかと思います


これは部位としての肘は


ここで正解なのですが


『肘関節を曲げる』という

動作をする時は


ここを曲げる感覚で動かす方が

関節の構造上

スムーズな関節動作になります


肘ではこの動作感覚で

動かせていることが多いです


しかし、膝になると


感覚的にもここを曲げようと

してしまいやすいです

そうなってしまう理由は

ここは『目で見えるから』です


肘と同じで

膝を曲げるっていう動作は


ここに感覚があると

スムーズに関節は動きます


でも動作中にここを

目で確認することは

できないことはないですが

不自然です


肘の場合は感覚的に曲げたい方を

見ながら曲げられます

むしろ本当の意味での肘を

見ながら曲げる方が

不自然な動きです


だから肘の場合は

感覚的に曲げる場所は

間違えにくいです


でも膝の場合は

目で確認できるので

ついつい本当の意味での膝

前側を直接曲げる感覚で

動かそうとしてしまいやすいです


この感覚で動かすと

前ももの筋肉(大腿四頭筋)

に過剰に力が入ります

そして膝のお皿のあたりで

突っ張りを感じたりもします


膝はここです



体重以外の負荷はかけなくても構いません

イスに座ったり立ち上がったり

する日常的な動作でいいです

その時にここが曲がる・伸びる

っていう感覚で行ってみてください


もも前に余計な力が入らず

膝のお皿のあたりに突っ張りも感じず

スムーズに膝が曲げ伸ばし

できることを感じられるかと思います



大阪市 谷町四丁目 パーソナルトレーニングジム