今回からは迷信シリーズの息抜きで
開脚ができるようになる方法
を説明していこうと思います


書籍とかの影響ですかね?
ちらちらと質問を受けたりもするので
いくつかのステップに分けて
説明していきます

想定として
これくらいの感じの状態から
開脚ができるようになるまでを
イメージして書いていきますね

よくある感じの状態かと思います
いきなりですが
この状態だといくらストレッチしたり
筋肉に柔らかさが出ても
開脚はできないです


理由はこれです
右側の開脚は
骨盤が前傾せずに
後傾した状態のままで
開脚しちゃってます

開脚をしていくときは
どうしても内ももやもも裏なんかの
筋肉の柔軟性に着目しやすいですが

筋肉の柔らかさよりもまずは
開脚をするためのシステムと構造
がすごく重要です
上の画像はシステムと構造の
2つともダメな状態なので
まずはそれを改善していきます

というわけで
step1『骨盤を前傾させる』
です

骨盤前傾を練習していくときに
必ず覚えておいてほしいのが
『骨盤前傾』と『反り腰』は違う!
ってことです
骨盤前傾をしようとした時に
多くの人は腰に力を入れてしまいます
やっかいなのは本人にはあまり
自覚がないのと見た目では
この2つの区別がつきにくいことに
あります

ね?
よく見たら反り腰は名前の通り
腰の反りが大きいですけど
一見わからないですよね
この状態で開脚を進めていくと
システムエラーがあって
いずれまたつまづくので
まずはちゃんと骨盤前傾を
練習していきます

ポイントは

仙骨です

自分の仙骨の赤丸と青丸の部分を
なんとなくでいいのでイメージして下さい
で、、、



動画のように仰向けで寝ると
床に仙骨が当たるので
丸の部分の圧力が強くなるように
仙骨を動かします
うまく赤丸部分で押して骨盤前傾が
できれば腰は床から離れますが
腰に力みはありません
わかりづらいときはわざと
腰に力を入れてみるといいです


まずはこれで骨盤前傾の感覚をつかんで
次はこれです



実際に座った状態などで
骨盤前傾の練習をしていきます
この段階では
たくさん脚を開いたり
膝を伸ばしきったりする必要はありません
あくまでも骨盤の前傾を導いていくことが
最優先です
脚の開き具合や膝の曲がり具合は
骨盤が動かしやすい形でかまいません

動画には書いてませんが
開脚状態で骨盤前傾の練習を
する時には膝が内側を向いた
『内股』でスタートしないように
少し膝のお皿を外に向けておくと
前傾しやすくなります


地味な運動ですがstep1に持ってきてるのは
それだけ開脚にとって重要な
要素だからなので練習しましょう


また、これは反り腰?
ちゃんと骨盤前傾してる?
みたいに自分ではよくわからない事も
多いです

そういう場合は
・動作スピードはゆっくり行う
・無理に大きな動きにせず滑らかに
動く範囲で動かす
この2つを心がけて下さい
次回のstep2を組み合わせると
感覚もつかみやすくなると思うので
あまり気にしすぎなくていいです

最後に、これはstep1だけに限らず
以降のstepにも共通しますが
開脚はある程度の段階までは
完全に量依存です
1日5分だけでもって言われますし
やらないよりかはその方がいいですが
時間をかけられるなら5分以上した方が
やっぱり早いです


じゃあ次回のstep2もお楽しみに


まだまだ読者もいいねも少ないけど
のんびりとがんばりまーす
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