待機席に案内されると1人女の人が座っていた。

「1日体験の子?私ユカ、よろしくね。」

と優しく話しかけてくれたのは大人の女なかんじのする綺麗か人だった。

「なおです。よろしくお願いします。」

とまだ慣れない源氏名を名乗った。


そしてすぐ2人組の男が来店した。

すぐさま店長が

「ユカさん、ナオさんお願いします。」

と言われ初めてお客さんの席についた。

席についても何を話していいかわからない私は戸惑っているとユカさんが

「ナオちゃん今日初めてなの。優しくしてあげて?」
とお客さんにフォローしてくれた。

そのあとはユカさんのフォローのおかげかお客さんと話しがはずんだ。


お酒が好きでお酒を飲むとテンションが上がる私はその日ひたすら飲んだ。


お店はとても混んでいた事は覚えているがどんな人についたか何を話したかはお酒のせいか全く覚えていない。


お酒が冷めてきた時2人組の男の人についた。

私がついたのは30位で中居くんに似たかんじの優しそうな人だった。

しばらく話しをしてボーイに呼ばれたら

「指名するから、ここにいな。」

と言ってもらい初めて指名をもらった。

中居くん似の人はかいちゃんと名乗った。

その日お店のラストまでかいちゃんはいてくれた。


お店が終わって店長が

「どーしますか?入店してもらえますか?」

かいちゃんが指名してくれたおかげか自信がついた私は

「はい、入店します。」

と即答した。


ボーイと駅で待ち合わせ。
待つ事10分。

「1日体験の子ですか?」

と声をかけてきたのは背が低めの若いかんじの男の人だった。
ボーイに案内され駅から徒歩1分のお店に到着。

初めて入るキャバクラ。
薄暗くて結構広めなお店には全てのテーブルの上に焼酎、灰皿、グラスがおかれていた。
当たり前の事なのになぜかすごく衝撃を受けたのを覚えている。

さっきの若いボーイに裏に呼ばれて行くと

「これに記入してもらっていーですか?」

と渡されたモノは簡単な履歴書みたいなモノだった。
それを友達と話ながら記入した。
が、源氏名の項目は白紙にしてボーイに渡した。
優柔不断な私は名前を迷いボーイに決めてもらおうと思い白紙にした。

そして簡単な面接。

「この店の店長の木田です。」

ボーイだと思ってた若い男は店長だった。
面接は進み店長が

「源氏名どーしますか?」

と言われたので

「全然こーゆーお店わからないんで決めて下さい」

とお願いした。
少し悩んで店長は

「なおはどーですか?」

と言われたので

「ぢゃぁなおでお願いします。」


この日からなおの私がスタートした。

私がキャバを始めたのは20歳になる直前の19歳の時。

今から5年位前かな~。

ずっと興味はあったケド束縛の強い男とずっと付き合っていて出来なかった。

その男と別れて2か月位たった時友達が一緒に1日体験いかない?と誘ってきた。

もちろんOKと返事をし、2人で早速1日体験に向かった。