プロレスをしていると、なにが正解なのか。
正しいことと、間違っていること。
自分の中でこれだけは何があってもブラさない。
よくわからないことがあるんですよね。




デビューしたての頃は、先輩選手達に反省点をよく聞きに行きました。
A先輩は○○がよくて、△△がダメ。
B先輩は△△がよくて、○○がダメ。
C先輩は○○もダメだし、△△もダメ。



という具合で人によって言うことが違うことも多かったのです。プロレス以外でも、そういう時ってあると思います。




自分の中の結論ですが、全員の言う通りにしてたら矛盾してめちゃくちゃになってしまうので、自分が最も正しいと思った意見だけを吸収していくようにしました。もちろん、逆の意見も心の中には留めておきます。









まだ19歳の時だからもう3年前になりますが、さいたまスーパーアリーナ大会の時でした。
対戦相手は大日本プロレス vs関本選手 岡林選手でした。


その頃は遠藤選手とタッグチャンピオンだったのですが負けてしまいました。圧倒的敗北でした。




ベルトを他団体に流出させてしまい、試合のことで見ていた先輩方にも説法をいただき。その頃はなにかと試合のことで悩んだりしていたことも重なり、すごく落ち込みました。




そんな時に1人だけすごく褒めてくださった方がいたのです。





それが対戦相手であった、大日本プロレスのグレート小鹿会長でした。






小鹿会長は会う度に
「最近もがんばってんな。見てるぞ。身体もいい感じになってきたな。」
と言ってくださいます。





そしてチョップの打ち方や、
立っている時の姿勢など
的確なアドバイスをくださるのです。





そんな小鹿会長に心の部分ですごく助けられた時が何度もありました。昨年末の大晦日に試合ができたことも嬉しかったですね。





いつ見ていただいてるかわかりませんから。
常に向上心を持って、気合いを入れて、精進し続けようとと会う度に思わせてくださるのです。





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おじいちゃんと孫でもおかしくないですね。