水抜きをしている状態ではなかなか眠ることもできず迎えた当日の朝。会場入りをすると、そこにはバリバリに絞ったマッチョが集結していてかなりピリピリしていました。


各選手様々なカーボアップ(炭水化物を摂って身体をパンプアップしやすくすること)と、ウォーミングアップを行っていて初参加の竹下は戸惑いながらもウィダーINゼリーをちょびちょび飲みながら、前日に買ったチューブでトレーニングしていました。



すると、まあ身体が張らないのです。それ以上に全身攣ってしまい力を入れることが出来ないのです。それもそのはず、水分が身体から無いので脱水状態で筋肉に力が入りません。



こんな状態で憧れのボディビルダーたちはステージ上でポージングを決めているんだ!正直、これはボディビルに挑戦したからこそ分かり得たことなので貴重な体験でした。




この日までたくさんポージングの練習もしてきましたが思うように身体を見せることもできず、仕上がりもなかなかうまくいかず、その奥深さを知るとともに自身の身体にこうも向き合えた達成感を感じました。




プロレスと減量の両立は無謀とはわかっていても、やり抜くことでなにか強くなれるんじゃないか。自ら厳しい状況に追い込むことで、見えるものがあるんじゃないか。こんな自分にも頑張れることがある。認めららたくて頑張って、ダメで、また悩んで涙こらえて。




そして追い込まれたその先には応援してくれている人、支えてくれている人、たくさんいて感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。





結果は個人戦では50人中12位。


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団体戦は日体大バーベルクラブ創設1年目にして団体優勝。出場選手全員が決勝進出という快挙を成し遂げられました。


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たくさんの応援本当にありがとうございました。
竹下は関東大会で学生ボディビルとしての闘いは終了しますが、日体大バーベルクラブの闘いは続きます。明日、全日本学生ボディビル大会でみんなの輝かしい姿を見られることを主将として楽しみにしています。






学生ボディビル出場への道
おしまい