今回の大統領選後のニュースで、最も多く取り上げられたのが、20代男女の政治的指向が正反対で、男性は右派、女性は左派と票が分れたというものだった。
5年ほど前から、韓国ではジェンダー問題が深刻化している。特に、この世の春とばかりに男女交際を楽しんでいなければならないはずの10代、20代で、男女間の溝は深まるばかりだ。
事の起こりは、とあるコミュニティー掲示板が、徐々にフェミニスト達に占領され、いつしか一大フェミ勢力になり、過激化するに従って、逆に、男性が多く集まる、野球やゲームといった掲示板で、それを迎え撃つ体制が出来上がってしまったことだ。
女性が被害者の殺人事件や、酒の席での男女間の争い等の報道に、互いに血で血を洗う大炎上合戦が繰り広げられることとなった。
正直、韓国のフェミ二ストの攻撃力と組織力は半端なものではない。最大フェミ組織のトレードマークは、手を「ちょっとだけ」の形にした絵だ。要するに、「にいちゃんよ、お前の、ブツは、所詮こんなサイズだろうが、ケッ!」という意味らしい。
ちなみに彼女たちの政治指向は左派~極左だ。
今回、そのジェンダー葛藤が、選挙に絡んで芸能人に飛び火した。
当選した右派候補に投票したと思われるj女性芸能人を、裏切者として魔女狩りし始めたのだ。
トゥワイスのナヨンや、元IOIのジョン・ソミ、少女時代のテヨン、EXIDのハニなどがそのターゲットになっている。
彼女たちは、単に、投票日前後に右派政党のシンボルカラーをSNSで発信したという理由だけで、言葉にもできないような、口汚いネット攻撃を受けている。(もちろん意図的に支持を表明した人もいるように思える)
とにかく、左派政党と、現政権の文大統領政権は、若い女性を多く起用し、「女性家族部」(省庁)に軍事費より多い、多大な予算を付けるなど、若い女性の感性に訴求する政策を取ってきた。フェミニスト団体を積極的に票集めに利用してきたのだ。
正直、慰安婦問題もその一環ではないかとさえ思える。
「女性は可哀想だ(った)」→「だから手厚く優遇しましょう」式のばら撒き政策は、ただでさえ青春の二年弱を軍隊で棒に振らなければならない若い男性達の怒りに油を注いだ。
逆に右派政党はそんな20代男性の不満を汲み上げることで、今回、若者層で票をぐっと伸ばした。
名門高校入試や、警察官、軍人の採用には女性クオーターがあり、ただでさえ平等とは言えない条件に、フェミたちの攻勢、PCという名のゴリ押しで、20代の男性の不満は爆発寸前だ。
私が結婚後、韓国の大型スーパーに初めて行って驚いたのが、カートを押して奥さんの後をトボトボと歩く、男性の多さだった。韓国女性はとにかく重いものは持たない。それは全部男の仕事なのだ。ゴミ捨てにくるのも圧倒的にパパさんが多い。
若いカップルの間では、それに皿洗いやら、休日の子供の面倒なども追加されているという噂がまことしやかに流れている。
「なんか、最近の韓国の男の子、可哀想だね」と旦那に言うと、
「他人事じゃない」という返事。
「え、うちは違うでしょ」というと、
「俺じゃなくて」とジュニアを指さした。
ホントだ。うちの子が大きくなった時、若者が結婚できる社会に、韓国はなっているだろうか?
ジェンダー問題の政治利用、もういいかげん止めた方がいいと思う。人口減るって。



