konomi動物病院のブログ

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広島市東区にあるkonomi動物病院です。
一般診察から高度医療まで
当院からのお知らせや治療モニターに関する情報を提供してまいります。

最近、熊の出没ニュースをよく見かけませんか?

 

最近、熊の出没に関するニュースを目にする機会が増えています。

「うちの子は熊には会わないから大丈夫!」と思われるかもしれませんが、実は野生動物は熊だけではありません。

タヌキやキツネ、イタチなどの野生動物は、私たちの身近な場所にも生息しています。

これらの動物との直接的な接触だけでなく、排泄物などを介して感染症にかかるリスクもあります

 

特に猫ちゃんは、外に出ることによって猫同士のケンカや野生動物との接触が起こり、感染症にかかる可能性があります。

そのため、大切なのがワクチン接種です。

ワクチンはすべての病気を防げるわけではありませんが、重症化を防いだり、感染のリスクを減らしたりする効果が期待できます。

 

当院では、猫ちゃんの生活スタイルに合わせて2種類のワクチンをご用意しています。

 

🐱 3種混合ワクチン

 

完全室内飼育の猫ちゃんにおすすめです。

次のような病気を予防できます。

 

・猫ウイルス性鼻気管炎(くしゃみ・鼻水・発熱などの風邪症状)

・猫カリシウイルス感染症(口内炎や発熱、肺炎など)

・猫汎白血球減少症(激しい下痢や嘔吐など)

 

以上の3つはいずれも世界的にワクチン接種すべきとされている、

発症すると命に関わることもある感染症です☠️

 

🐱 5種混合ワクチン

 

外に出る猫ちゃんや、多頭飼育の猫ちゃんにおすすめです。

3種混合ワクチンの内容に加えて、

 

・猫白血病ウイルス感染症(FeLV)(貧血やリンパ腫などの原因となる)

・猫クラミジア感染症(結膜炎や目やに、くしゃみ、鼻水など)

 

を予防することができます。

どちらも感染した猫とのグルーミングやケンカ、食器の共有などの接触によって感染し、命に関わることもあります💀

 

 

 

どちらを選べばいいの?

 

猫ちゃんに合うワクチンは、室内飼育か外に出る機会があるか、多頭飼育かどうかなど、生活環境によって異なります

 

「うちの子は3種でいいの?5種が必要?」

そんな疑問がありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。

 

猫ちゃんの生活スタイルに合わせて、最適なワクチンをご提案いたします。

予防できる病気は、予防することが何より大切です。

大切な猫ちゃんが健康で過ごせるよう、一緒に感染症対策をしていきましょう🐈✨

こんにちはkonomi動物病院です

昨日発生した熊本県を震源とする地震により、不安な時間を過ごされた方も多かったのではないでしょうか。

 

被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

 

前回は、災害に備えるための「ペット防災」についてご紹介しました。

今回はその続編として、災害時に犬や猫に現れやすいストレスサインや、受診を検討していただきたい目安についてご紹介します。

 

➀隠れて出てこない・落ち着かない

 

 

地震のあと、

・ベッドの下から出てこない

・クローゼットや家具の隙間に隠れる

・呼んでも反応が薄い

・常に警戒している

 

このような様子が見られることがあります。

 

これは「また揺れるかもしれない」という不安から、自分を守ろうとしている行動です。

 

無理に引っ張りだそうとせず、安心出来る場所で静かに過ごせるよう見守ってあげましょう。

 

➁食欲が落ちる・水を飲まない

ストレスがかかると、自律神経のバランスが乱れ、一時的に食欲が落ちることがあります。

 

普段食欲旺盛な子でも、

・ご飯を残す

・おやつにも反応しない

・水飲む量が減る

 

などの変化が見られることがあります。

 

特に猫は、食べない状態が続くと肝臓に負担ががかる場合もあるため注意が必要です。

 

➂震える・ハァハァする・甘え方が変わる

地震のあとには、

・小刻みに震える

・パンティング( ハァハァ)が続く

・飼い主さんの後をずっとついてくる

・逆に触られることを嫌がる

 

など、不安な気持ちが行動として表われることがあります。

 

性格によって反応がさまざまで、「普段より甘える子」もいれば、「1人になりたがる子」もいます。

 

いつもと違う様子がないか、よく観察してあげましょう。

 

➃嘔吐や下痢、トイレの変化

強いストレスは胃腸にも影響を与えることがあります。

・嘔吐

・軟便・下痢

・排尿回数が増える

・トイレ以外で排泄してしまう

 

こちらは一時的なストレス反応のこともありますが、症状が続く場合は別の病気が隠れている可能性もあります。

 

受診をおすすめする目安

次のような症状がある場合には、一度動物病院へご相談ください。

 

✔︎食欲不振が24時間以上続く(特に猫)

✔︎水も飲まない

✔︎嘔吐や下痢を繰り返す

✔︎呼吸が苦しそう

✔︎ぐったりして元気がない

✔︎数日経っても落ち着かない

 

「ストレスだから様子を見よう」と思っていたら、別の病気が見つかることもあります。

 

気になることがあれば、早めの受診がおすすめです。

 

ご家庭でできるケア

地震の後に大切なのは、「安心できる環境」を作ってあげることです。

・静かな場所でゆっくり休ませる

・生活リズムをできるだけ普段通りに保つ

・無理に散歩や遊びへ連れ出さない

・優しく声をかけ、そばで見守る

 

飼い主さんが落ち着いて接することで、ペットも安心しやすくなります。

 

実際に我が家でも…

我が家で飼っていた愛犬も、災害のあとに一時的に食欲が落ち、元気がなくなったことがありました。

 

数日で普段の様子に戻りましたが、災害は人だけでなく、ペットの心や体にも影響を与えることがあると改めて感じました。

 

まとめ

地震のあと、ペットは言葉で不安を伝えることができません。

 

だからこそ、「いつもと違うな」と感じる小さな変化に気づいて上げることが大切です。

 

食欲や行動、排泄などに変化が見られたり、数日経っても元気が戻らなかったりする場合は無理をせず動物病院へご相談ください。

 

大切な家族が少しでも安心して過ごせるよう、日頃から様子をよく観察し、異変に早く気づけるようにしておきましょう。

 

突然の事態や緊急時にペットと一緒に暮らせる状態でなくなった場合

ペットホテルの受け入れもしておりますので、お困りの際は当院にご相談ください。

 

こんにちはkonomi動物病院です

災害時に備えておく「ペット防災」についてのお話をします。

今回はどういった準備をすればいいのか説明をしていきます。

 

1.環境の変化に慣らしておく

大きな災害が起きると自宅ではなく慣れない避難所での生活を余儀なくされる場合があります。

 

・クレートの中で落ち着いて過ごすことができる。

・リードをつけて歩ける

・他の人や犬がいても興奮しすぎない

 

といった練習をしておくと避難所での生活も安心です。

 

2.防災グッズについて

次は、日頃から準備しておきたい防災グッズについてです。

最低でも1週間分、できれば2週間分の準備をしておくと安心です。

 

・フード、飲み水

フードはできるだけ普段から食べ慣れているものにしましょう。

普段から食べ慣れているものではない物をいきなりあげると下痢などの症状が出るかもしれません。

 

・お薬やケア用品

トイレシーツやウェットティッシュ、排泄袋や持病などで普段から飲んでいる薬やサプリメント、療法食を準備しておきましょう。

ペット用の物資は優先順位が低くなりやすいです。

そのためペット用品は不足しやすい傾向があります。

病院の先生と相談をしながら内服薬や療法食など多めに準備をしておくといいかもしれません。

 

・避難用品

キャリーケース

首輪やハーネス

リード(予備もあると安心)

など災害時すぐに避難行動に移る事ができるのでこれらも準備しておきましょう。

 

災害時に最も頼りになるのは、日頃からの備えです。

フードや飲み水だけでなくお薬や療法食など準備しておく事により、大切な家族を守る大きな助けになります。

 

3.身元がわかるようにしておく

災害時は迷子になってしまうこともあります。

そのため、

・マイクロチップの装着

・迷子札

・首輪への連絡先表示

をしておく事により飼い主様の元へ帰れる可能性が高くなります。

 

4,「同行避難」と「同伴避難」の違いについての理解

「同行避難」飼い主様がペットを連れて避難所へ避難すること事

「同伴避難」避難所で飼い主様と同じスペースで生活ができる事

 

今回のブログを書くにあたり、広島の区役所に避難について確認をしました。

「同行避難の受け入れは全体的にしているが、同伴避難は、まだ十分に浸透していない」とのことでした。

※避難場所によっては、受け入れ自体が難しい場合もあるので事前に避難先に確認しておくと良いでしょう。

 

近年、日本では地震や大型台風などの自然災害が相次いでいます。

台風の発生数自体は大きく増えてはいません。しかし、勢力の強い台風や記録的な大雨などによる被害が増えています。

地震も同じく回数が増加しているわけではありませんが、いつどこでも大きな地震が起こってもおかしくない状況です。

いつ災害が起きてもすぐに行動できるように、人だけではなくペットの防災対策も日頃から準備しておくことが大切です。