こんにちは。konomi動物病院です🐕
今回は、猫ちゃんに多い尿管閉塞についてのお話です。
🌟まず尿管とは?
尿管とは腎臓と膀胱を結ぶ管です。腎臓で作られた尿は、腎臓→尿管→膀胱→尿道を通って排尿します。
猫の尿管はとても細いため小さな結石や炎症でも詰まりやすいです。
🌟病態
腎臓などで生成された結石が尿管に詰まることで尿が出にくくなり、本来体外に出されるはずの毒素が身体中に回ります(尿毒症)。
その結果、食欲不振
排尿しづらそう
元気消失
嘔吐などの症状が見られます。
これらの症状が重篤化すると、腎不全、ショック状態などに陥り危険な状態になります。
🌟診断方法
まず、超音波検査(エコー)で結石の有無・腎盂の拡張状態・尿管の拡張状態・水腎について調べます。
血液検査では腎臓の数値(BUN・クレアチニン、リン、カリウム)が高くなります。
造影CT検査では尿管のどの位置に結石が詰まっているか、結石の大きさ、閉塞の程度
(完全閉塞なのか部分閉塞なのか)腎臓のダメージ具合、尿の流れ方などが確認でき、診断にはとても有効な方法です。
🌟治療方法
不完全閉塞の場合、まずは腎数値が下がるまで十分な輸液を行いつつ、排尿状態もしっかり確認しておきます。
完全閉塞の場合は外科的に手術を行います。重篤な状態なので早めに行うことが好ましいです。
当院では、結石の位置や大きさ・数によって尿管から直接摘出する手術や、腎臓と膀胱をつなぐ新しい通り道として尿管バイパス設置手術を行ないます。
術後も排尿状態は特に注意してみる必要があります。
上記のような症状が見られた場合は当院までお気軽にご相談ください🐈






