konomi動物病院のブログ

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広島市東区にあるkonomi動物病院です。
一般診察から高度医療まで
当院からのお知らせや治療モニターに関する情報を提供してまいります。

こんにちは。konomi動物病院です!

今回はお口の健康で大切な「歯🦷」についてお話しします。

 

愛犬・愛猫のこんな様子、気になったことはありませんか?

 

・お口のニオイ(口臭)が気になる

・歯が茶色や黒っぽくなっている

・ヨダレが増えた

・目の下あたりが腫れている

 

これらの症状は、「歯石」や「歯周病」が関係している可能性があります。

 

実は、3歳以上のわんちゃん、ねこちゃんの約8割が歯周病を持っているとも言われており、とても身近な病気のひとつです。

▪️歯石とは?

歯石とは、食べかすや細菌が集まってできる「歯垢(プラーク)」が、時間とともに石のように固まったものです。歯垢は約2〜3日で歯石へと変化すると言われており、一度歯石になると歯磨きでは取り除くことができません。

▪️歯肉炎・歯周病とは?

歯石が付着した状態を放置すると、歯茎に炎症が起きる「歯肉炎」になります。

さらに進行すると、歯を支える骨にまで影響が及ぶ「歯周病」へと進行します。

 

歯周病になると、

・強い口臭

・歯茎の腫れや出血

・歯がぐらつき、抜ける

といった症状が見られます。

 

また重度になると細菌が血液に入り込み、心臓や腎臓など全身の健康に影響を及ぼす可能性もあります。

▪️歯石除去について

歯石はご自宅で取り除くことができないため、動物病院での「歯石除去(スケーリング)」が必要になります。

当院では、安全にしっかり処置を行うため、全身麻酔下で歯石除去を行っています。

超音波スケーラーという機械を使用し、歯の表面に付着した歯石を振動によって除去するとともに、目に見える歯石だけではなく、歯周病ポケットの中まで丁寧にスケーリングを行います。

 

 

 

▪️お家でできる予防策

歯周病予防で最も大切なのは日々のケアです。

 

・歯磨き(理想は毎日)

・デンタルガムやデンタルフードの活用

・ガーゼ(デンタルシート)で歯を拭く

 

特に小型犬は歯周病になりやすいため、若いうちからのケアがとても重要です。

 

お口のトラブルは気づきにくく、気づいた時には進行している事も少なくありません。

大切なご家族の健康を守るためにも、ぜひ一度お口のチェックをしてみてください。

 

気になることがあれば、お気軽にご相談ください

 

 

 

 

 

 

こんにちは!

konomi動物病院です。

今回は、呼吸器疾患でよくみられる『気管虚脱』についてお話ししていこうと思います!

 

1.気管虚脱とは?

気管軟骨が弱くなったり、気管筋が伸びてしまうことで気管が潰れて細くなってしまう病気です。

 

2.主な症状

ガーガーといったアヒルの様な声の咳が出る、運動後や興奮時に咳が出ると言った症状が出ます。

悪化すると、呼吸困難やチアノーゼ(舌が青紫色になる)と言う

低酸素状態になり呼吸停止を引き起こしてしまう場合もあります。

 

3.好発犬種について

・トイプードル ・ポメラニアン ・チワワ ・パグ ・シーズーなどが好発犬種として挙げられます。

 

4.原因

加齢 年齢を重ねるにつれ気管の軟骨が弱くなったり、筋力が低下して気管が細くなってしまいます。

 

肥満 体重が増えることにより、脂肪などで気管が圧迫される事が原因になります。

 

興奮 散歩中、他のワンちゃんや人に吠える。インターホンが鳴った時に吠えるなどこれらも気管へダメージになり発症する原因になります。

 

首輪を強く引っ張る 首輪を付けて散歩してる時に、強く引っ張るなどと言った行動も気管への刺激になります。

 

このように発症する原因は、多数あります。

ハーネスをつけて気管への刺激を防ぎながら散歩する、興奮せず落ち着いて過ごせる環境づくり、肥満にならないように日々の食生活の見直しなどを心がけていきましょう。

 

5.治療方法

咳止めや気管拡張剤などの内科的治療から、気管内にステントを設置したり、気管リングを使用して気管を広げる外科的治療があります。

 

気管内ステント:気管の中に金属のメッシュ状の筒を入れて、内側から広げるように気管を広げる方法

 

気管リング:気管の外側にプラスチック製のリングを装着し、外側から気管が潰れないように広げる方法

 

気管虚脱は、放置しておくと命に関わる病気です。

いつもより呼吸が苦しそう、興奮時や運動後に咳が出る、

呼吸する時に、ガーガーと音が鳴るなどいつもと違うと感じた時に、

病院へ相談されることをお勧めします。

当院でも、気管虚脱の治療の対応をしております。

少しでも不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。

こんにちは、konomi動物です。

今回はわんちゃんの心臓病の中でも最も発症率が高い『僧帽弁閉鎖不全症』についてのお話です。

 

この病気は小型犬での発症が多く、特にキャバリア、チワワ、シーズー、トイプードル、マルチーズなどが挙げられます。

 

 

⭐️そもそも僧帽弁とは?

・心臓は主に4つの部屋に分けられており、左側にある左心房、左心室の間にある弁を『僧帽弁』といいます。この弁は逆流を防ぎ、一方向に流すための役割を持っています。

 

 

ですが…この弁が加齢や先天性、心筋症などにより変性することがあります。それによって弁が完全に閉じれなくなり血液が左心房に逆流を起こします。これが『僧帽弁閉鎖不全症』です。

 

 

 

⭐️僧帽弁閉鎖不全症が進行するとどうなる?

・この病気が進行すると咳や呼吸困難、血液中の酸素が全身に回らなくなり舌などが青っぽくなるチアノーゼがみられます。

更に重度な状態になると『肺水腫』(肺に水が溜まる)を発症する恐れがあり、呼吸不全から命を落とすこともあります。

 

 

⭐️肺水腫について

左心房への血液逆流により左心房、さらに肺静脈にまで負荷がかかるようになると、血管への圧力により血液中の水分が血管から肺に押し出され、肺にお水が溜まります。

 

 

 

 

 

変性した僧帽弁は元に戻すことはできません。内服などで進行を遅らせること、若いうちから健康診断をして早期発見をすることがとても重要になります。

当院、konomi動物病院でも心臓の検査を行っておりますのでお気軽にご相談ください🩺