2024年2月27日(火) 晴れ

 

 

 

先日、A不動産会社の灰原さんから連絡があったように、不動産売却の手続きを本格的に進めるための署名捺印、事務手続きのためA不動産会社事務所へ伺いました。

 

 


所有する不動産を売却するときには、「専任媒介契約書」というものが必要です。

 

 

 

「専任媒介契約書」とは簡単に言うと、契約を結んだあなた・1社のみに売却活動をお願いして、その他の会社には頼みませんよ(浮気しませんよ)、という婚前契約みたいな感じ。そして、御社へ売却価格の一部を”報酬料”として支払いますよ、という契約。

 

 

 

 

A不動産会社の約款では、報酬料は「売却価格の3%+6万円、+消費税」と定義されていました。

 

ですので、例えば3000万円で自宅を売却したい場合は、売却成立した時点でA不動産会社へ90万円+6万円+消費税、で約100万円の支払いが発生するということです。

(プラス、クリーニング代・消毒代もあるはずなので、100万円強はかかってしまいますね、、)

 

 

 

これだけは、プロに任せるしか方法がないので、諸経費がかかってしまうのは仕方ありません。

 

 

 

 

 

 

 

今日は、いつも担当してくださる女性の灰原さんと、生田さんという60代のやたらと声がでかい(営業って感じ)の男性がおられました。

 

 

 

不動産の約款を説明するためには、宅建の資格を持った人ではないといけないようで、契約内容や今後の流れ、報酬料や物件の価格の設定等について、生田さんからお話をしてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 


 

生田さんは、私たちの自宅の完成日、入居日、居住年月日の情報を見ながら言いました。

 


「・・・ん???? 

えっ.....   あれ・・・??? 

 

2022年5月に引越しをして、2023年5月に自宅を追い出されて、今2024年2月...と言うことは・・・

 

あ、あの、言いづらいんですが.... 

奥さん、新築の家に1年も住まわせてもらえず...このような展開になってしまった...ということですかね、、、」

 

 

 

 



私「はい、おっしゃる通りです」

 

 

 


 

 

生田さん「・・・・・・・・・(言葉を失う)

 

ええっと、・・・あ、あの、何か、すみません、、、」

 

 

 

 

 

 

私「・・・・いえ... 

(こちらこそ何かすみません)」

 

 

 

 

 

 

灰原さん「(気まずそうに目線を合わせず無言)」

 

 

 

 

 




 

(シーーーーーーン)

 

 

 

 

 


 

 

 

 

おい、死ぬほど同情されたって(爆)

 

 

 

 

 

 


 

 

・・・暫く凍り付いた空気の中、生田さんの哀れで仕方ないという目線を受けたまま、私は目の前の「専任媒介契約書」に日付、住所、記名し、判子を押しました。