私「ちょっとキツイですかねぇ・・・?」
江戸川弁護士、天海弁護士、新木弁護士があまりにもじっくりと自分の作成した文書を読んでもらっている間、何だか少し恥ずかしくなり、ちょっと強く出過ぎたかなぁと静寂の中、後悔と不安が募ってきました。
天海弁護士「拝見いたしました。今回も冷静に、よく書けていると思います!」
私「(ほっ)・・そうですか...
・・・乏精子症の診断書とか...ちょっと... やり過ぎですか?」
天海弁護士「いえ、特に... だって本当のことなんですよね?」
私「はい」
天海弁護士「では問題ないと思います。証拠として診療明細書も添付しますし... ただ、もし今後、離婚調停とか裁判になったとしたら、病院でカルテ開示してもらうことになりますが..」
私「あ、はい。病院の先生にも許可をもらっているので、大丈夫です」
一番若手の新木弁護士も特にコメントもないようで、私たちの会話を聞きながら、いつものようにうんうんと頷いて傾聴しています。
天海弁護士「あとは... 少し文章の言い回しと、順番変えさせていただくかもしれませんので...
これから事務員が本文章を訂正して、またこの実さんにメールで見てもらいますね。この実さんの了承後、先方の弁護士にFAXで送付しようと思います。
江戸川所長、これで問題ないですよね?」
江戸川弁護士「うん、いいよ、やっちゃって!」