2023年12月3日 (日) 雨
この日の午後、私はもう一度、自宅に行くことにしていました。
目的はキッチンのIHの下の引き出しにあるキッチンツールを取ってくるのを忘れたので、引き取りに行くことですが、メインの目的は町内の人に少し話をしておきたいと思っていたからです。
(ついでに夫の悪事をぶちまけて、村八分にしてこようと思った)
一昨日、代理人弁護士に連絡してもらい、FAXでのやり取りにて
「夫・ともき氏は12月3日(日)の午後の時間帯、外出し不在にするようにいたします」と文言を得たので、この日の午後、最後の最後、本当に最後として自宅に出向きました。
家の中の用事は5分程度で終わらせ、私は町内4班班長の田山さんの家のチャイムを押しました。
(隣の隣のお家です)
60代ぐらいの田山さんの奥さんが出てきました。
私の顔を見て、暫く分からないような感じでしたが、「すみません、この実です」と言うと、「あら!」っと言いました。
私「…田山さん、大変ご無沙汰しております。
…ご存知かと思いますが、今年5月から私は夫に自宅を追い出されこちらには住んでおりません...
近々、自宅売却の手続き等あるか思い、最後に田山さんへ挨拶に伺いました」
すると、田山の奥さんは、
「あらら~~、ええ、あの、なんとなく、その、聞きました。
夏頃から、この実さんの車がなくなったのでどうしたのかしら~と思っていたんだけど。
おほほほほほ〜〜
実は、先週、来年度の班長をやってもえないかと思って、うちの夫がともきさんを訪ねたの。
ほら、お隣の三谷さんのご主人はもう80歳だし、心臓があまりよくないじゃない?
そしたら、「離婚に向けて進めているので班長はできない」と断られたって言うから…
びっくりして、、、
いろいろ大変よね~~~
おほほほほほ~~~~~」
私「は、ははは...(苦笑)」
(おほほじゃねーよ!!!!)
田山さん「まぁ、その、、いろいろあるわよね~~~、
で、あなた何歳?」
私「…39歳ですけど...」
田山さん「え? あら、そうなの。その、まぁそうね、まぁ、その、大変ね、、
おほほほほほ~~~~~~」
何歳だったら良くて、何歳だったら悪いんでしょうか
田山さんに限っては、典型的な田舎の日本人的な思考な方だな~とすぐに察しましたが、私も少し反省しました。
もう少し、三谷さんみたいに、私に寄り添ってくれて体調を心配してくれたり、同情の言葉があるかな〜と思っていたけど、これは完全に私のエゴでしたね。
関係性が浅い人や、その人の人となりが分からない状態で自分のことをぶちまけても、明日から町内の噂話になるだけで、自分に何の得もないことを学びました。
「私を分かって欲しい」っていうのは単なるエゴにしかすぎず、同じ温度感ですぐに分かり合えることは不可能。
他人をコントロールしようとしていた自分の思考に気が付きました。
そして、内容が内容だけに、「自分のことに関しては”話す人は選ばなければいけない”」ということを痛感しました。
・・・ですので、この日の村八分は不発に終わりましたが、何かいろいろと考えさせられる雨の日でした。