「??? 何で、分かるんですか?」
私はまさに顔中に鍼をさされながら、山先生に訊ねました。
山先生「いや、何と言うか… 僕の直感なんですけど・・・
だって、こんな面白い話…
あ! ス、スミマセンw
こんなミステリアスで奇妙な話、聞いたことないですもん!
今まで幸せに暮らしていた夫婦に突然、洗脳やら、マインドコントロールやら、人格破壊やら、挙げ句の果てに今度は悪霊のオールスターズ?!?!
そしてこの話、完全実話なノンフィクションな上に、トゥービーコンティニューじゃないっすか。
ミステリーというか、サスペンスと言うか…
人間が持つブラックな弱い部分だとか…
そして今からこの実さんの守護霊30人ガチ勢の反撃がスタート!
いや~、楽しみ!
どんな展開になるか全く分からない!!
今までこんな話、知り合いはおろか、漫画でも小説でも聞いたことないっすからね~」
私「う、うん… 確かにそうだよね(笑)
私もこんな奇々怪々な出来事を自分がまさか体験するなんて… 思ってなかったよ…」
山先生「後は、この実さんが悪に立ち向かっていく姿とか、法律のこととか、不動産とか行政書士のこととか…
僕も聞いているだけで勉強になったし、世の中には言えなくても困っている女性がきっとたくさんいると思います!」
私「確かに…そうですね、、
うん、誰かの助けになれば私も凄く嬉しい。きっとこの経験も無駄じゃないんだと思えそうです!」
山先生「だから漫画でも小説でも… 書籍化してほしいんですよ!!」
私「・・・やってみるか!!!」
山先生「いや~、売れると思いますね~!
で、本屋大賞の後はドラマ化ですよ!」
私「いいね~!!」
山先生「キャスティングどうするんすか?
まずこの実さんの役は?」
私「是非とも私の敬愛する田中みな実ちゃんに!」
山先生「いいっすね~! ぽいっすもんね。
で、ご主人役は?」
私「坂口健太郎にしようかな。メガネかけさせて」
山先生「いいっすね~!一見、優しそうだけど優柔不断な年下旦那。
突然の豹変に支離滅裂な言動、あり得ない程のクズっぷりを演じてもらって…
ま、好感度は落ちるでしょうが…w
その他のキャスティングは?!」
私「う〜ん、そうだなぁ、、、
行政書士の道野先生は、天海祐希...なんかピッタリだよね。
江戸川所長は、絶対さだまさしに演じてもらいたいし!
天海弁護士は… そうだな~、小池栄子..とか?
若手の新木弁護士は…
う~ん、そうねぇ、松村北斗..... はどうかしら…?」
山先生「いいっすね~!! だんだん形になってきましたね!
ワクワクしてきたな~~!
あ、さだまさしは大物だし、紅白の兼ね合いがあるから早めにオファーした方がいい気がしますね!」
・・・・・・・・
山先生「で、肝心のタナカ役は?!
ある意味一番このドラマで重要人物ですけど」
私「日本一のブスを監督(私)が自らオーディションして決める」
山先生「なるほど~、でも昨今コンプラとかいろいろあるから、そこはこれから売れそうな実力派若手女優さんに太っていただいて、特殊メイクさせたらどうっすかね?
嫉妬に狂う姿とか、ひがみや妬みの感情、夜な夜なこの実さんのインスタを監視するブラックな顔、マインドコントロールにサイコパスな一面も…
かなりの演技力が試されますからね!」
私「確かに、そうですね!」
山先生「その他に、この実さんの友達役に会社の同僚役、ご両親役、
そして占い師役は、、、
やっぱりミステリアスな女優さんかなぁ!
あ!
…僕も出演したいなぁ、、、(照)
・・・山田裕貴、キャスティングしてもらえますか?w」
私「オッケー! 検討しておきますね!(笑)」
・・・・・・・・
山先生「で、撮影は是非とも当県でやってほしいですね~。
スタッフや演者さんの宿泊とか、食事のケータリングとか...
県内の経済にもめちゃめちゃ貢献できるじゃないっすか!!
女優さんたちの美容メンテナンスは僕が美容鍼の出張しますから!
あ・・・
だったら… (照)
川口春奈もキャスティングしてもらっていいっすか?w」