2023年10月21日 (土) 曇りのち雨
この日の朝、道野先生からメールが届いていました。
いつもサバサバとしたメールの書き方で、用件のみを短く書いてくる先生ですが、このメールは長い文書で書かれていました。
昨日1日、考えてくれてたのかなと思いました。
(下記メール)
「この実さんへ、
ご連絡ありがとうございます。
本件について私から2つの視点から伝えさせて下さい。
【①行政書士として】
今回、先方の田畑弁護士からの提案は、比較的…というかかなり条件は良いのではないかと思います。
悔しいとは思いますが、先方の条件を飲むのも賢い選択だと思います。
この段階で話を纏めておいた方があなたにとって有利になるかと…
また、あなたが条件として挙げていた"相手女性との面会"は現実的には難しいと思います。(関係がないと突っぱねることが想定されます。そして、ごねて調停に持ち込まれたら300万円の慰謝料は取れる可能性は少なくなりますから)
ですので、私は"行政書士"の立場から今挙げられた金銭を確実に回収することが第一考えます。
【②女性として、経験者として】
いくらお金がもらえたとしても、人として尊厳や信頼を踏みにじられたこと、納得できないというその状況は私も痛いほど理解できます!!
この実さんはその旨主張されたいという気持ちに共感します。
そして、とても勇敢だと思います。
これから向き合って戦うということであれば、依頼される予定の弁護士さんにきちんと確認をしてから動かれるのが良いかと思います。
初動を間違えると挽回が難しいことがあります。
これからしっかり向き合い、良い状況に動いていくことを私は祈っています。
道野 いく子」
道野先生が、ただ行政書士として現実的な意見を述べたのではなく、"女性として、経験者として" 私のことを思って意見をくれたことに嬉しく感じました。
クライアントの私に危険な道(慰謝料が取れなくなる可能性)を勧めない言い方も理解できましたが、何故か、背中を押された気分になりました。
私は戦います。
というか戦わない選択肢はありませんでした。
ただ、素人が "初動を間違うと挽回が難しい" 、
これはおっしゃる通りで怖いところです。
私は、着手金のお金はかかってしまうけど、「江戸川法律事務所にお願いをしよう」と決心しました。