緊張して、震えながら私は受任通知に目を通しました。
・・・受任通知は速達でも内容証明郵便でもなく、ただのレターパック(ライト)で届いていたようでした。
本文タイトルは「ご連絡」
4ページがホチキス止めしてあり、冊子のように送られてきたようです。
「冠省
私はともき氏(以下「依頼者」といいます)を代理して、貴殿に対し、貴殿と依頼者の離婚協議の件で、次のとおり通知いたします。
依頼者は私に本件を委任しましたので、今後、本件についての依頼者に対する連絡は私宛にご連絡下さい。」
大項目で4つに分けられていて、中に(1)~から始まり、さらにア~ウ、さらに(ア)~(ウ)と細かく項目分けしてありました。
さらに小項目に①~④も入っていて、、、
冷静に読んでみたら、だいたいの項目に重複して同じようなことが書いてあるだけでした。
・・・まず、読みにくいんだけど。
田畑、お前、(やっぱり)アホなんか?
非常に読みにくい4ページの法務文書を私が下記にて要約しました。
(本当は全文公開しようかと思ったけど長すぎるので、要点を挙げさせていただきます)
【離婚協議にあたっての申し入れ】
①不動産売却については手数料等全て差し引き余ったお金は私へ返金します(理由:住宅建築にあたり、私の両親から多額の援助金を受けているので)
②解決金(慰謝料)として300万円を支払います(夫の両親から私へ支払いをします)
③自宅にまだ私の私物があるので、夫が立ち会いますので引き取りをお願いします
④住宅売却は早めに進めたいので、即日にでもA不動産会社にて手配を進めることに許可をいただけないか
簡単に書くとこんな感じです。
この他にも、離婚届けの提出について、貴殿が行うかもしくは依頼人が行うか… うんたらこんたら、
自宅の売却については1日も早く進めた方がお互いのためになり、もし納得できる価格の買い手が見つからない場合… うんたらこんたら、
そもそもご両親からの援助金の700万円は、夫婦お二人へのお金なので依頼者は借りたという認識がないので返済と言うわけにはいかないので…うんたらこんたら、、、
ぐだぐだぐだくだ条件だけが書かれていました。
(うっせ!!!)
私は例のごとく、この受任通知をいつものKSMの皆に、今度は10人以上に転送し、各方面から意見をもらうことにしました。
(個人情報とは…w)