9月のシルバーウィークがある週は、本来であれば3回目の結婚(入籍)記念日で、4年目の結婚生活が始まる月でした。
夫のともきと初めて出会ったのもこの週だったので、知り合って丸5年が経ったことになります。
記念日ごとにどこかに旅行に行きたがる夫でしたので、昨年も、一昨年も、温泉旅行に出掛けていました。
特に昨年行った、東海地区のお宿の料理を夫がえらい気に入ってしまって、お酒も進みずっとニコニコと上機嫌でした。
スタッフの方に撮ってもらった写真を含め、終始、笑顔過ぎる程笑顔の夫しか記憶と記録に残っていません。
「こっちゃん！また絶対ここに来ようね！」
そう言って、チェックアウトの際にわざわざ彼はフロントで会員登録をしていました。
台風が近づいていた時で、ろくに観光もせず帰ってきたのですが、自宅に帰って来てからも暫く「美味しかったよね～、あの宿いいよね～」と思い出しては上機嫌で、
「ディナーを食べるためだけにでも行きたい！ねぇ、こっちゃん！次いつ行く？！」
とえらい食い付き気味で、私のインスタからそのお宿のアカウントを探して更新情報を待ち望むようになりました。
・・・・・あれから一年、、、、、
仲良しだと思っていた2人は今、
弁護士を介し、戦うこととなりました。
「また行こうね」
当たり前のように交わした約束は一生叶わなくなったのです。