「確かに… 少し怪しいですね」
天海弁護士が冷静に言いました。
新木弁護士は、たった今 江戸川弁護士の謎解きを間近で見て感銘を受けたのか、さっきより大きく頷き、目をキラキラさせて私たちの顔見ながら、一生懸命メモを取っています。
私「(ため息)・・・そうですね…
A不動産に夫がいつ見積もり依頼をしたのか… 聞いてみます…(怒)」
江戸川弁護士「うん、そうね。まぁ参考程度に聞いてみたらいいんじゃないですかね」
・・・・・
私「あ、あとこの夫からの8月28日のLINEの回答文にもあるように「弁護士を雇う」と示唆しています。
今日で… 約2週間経っていますが、まだ "受任通知" というやつが届かないし…
法テラスを使っているから少し時間がかかっているんですかね…?」
天海弁護士「なるほど… そうですね。通常、法テラスは収入や年収の審査があるので2週間程度かかるんですよ。
・・ですので… まぁ、来週… そうですね…
審査が混んでいたとしても今月末(9月)までには先方の弁護士から連絡が来ると思いますよ」
私「そうですか… 」
天海弁護士「我々の見解も、これまでの法律相談での弁護士の先生方と同じく「あなた側に弁護士を雇う必要はない」ということです。
弁護士を雇うのも安い話ではないので…
そんなに複雑な案件ではなさそうですし、ご主人も自分が悪いことは認識してそうですね。
金銭の回収をとりあえずしっかりやっていくこと、ですね」
私「・・そうですか」
天海弁護士「取り急ぎあなた側でやることはないと思います。
もし、来週以降、先方の弁護士さんから受任通知が来たら、また相談に来ていただいて構いませんよ」
私「ありがとうございます!
あ、あの先生方の名刺をいただけますか?」
天海弁護士「ええ、もちろんです」
江戸川弁護士、天海弁護士、新木弁護士、それぞれの名刺をいただきました。
・・・法律相談を開始してから40分過ぎていました。
お昼の12時前になっていたのですが、3人の先生方とも時計を見ることや、早く終わらせようとしたりする仕草はなく、最後まで真剣に親切に向き合ってくれました。
これまでのロボットかAIか判らない弁護士たちとはまるで違いw、
人間味があり、適切なコミュニケーションができて会話のキャッチボールができる弁護士たちは初めて見ました。
江戸川弁護士の謎解き劇場に脱帽したのもあるけど、そもそも大前提として親切に話を聞いてくれたことに私は本当に感動していました。
「依頼するならここにしよう」
(*法律相談の料金は通常通り5000円+消費税のみでした)