自分が送りつけた内容証明で逆ギレしてるんじゃないか、慰謝料の金額を見て逆上されるんじゃないか・・・

そんな心配は杞憂だったようで、夫(ともき)に少なからず心理的ダメージを与えられたなら本望です。




南本先生「・・・あとは、女(タナカ)との関係ですね」


南本先生はシャッフルした後、またいつもの手順でタロットをいくつかの島に分けて私に順番を付けるように言いました。



南本先生「ふむ… 死神のカード… 逆位置… 」



・・・何度か鑑定を受け、私も少しずつですが、目の前のカードが良い意味なのか、良くない意味なのかぐらいは分かるようになってきました。




南本先生は相変わらず冷静に言いました。
「女(タナカ)は"めんどくさいから切りたい"と思っている。
今回、郵便を受け取ってどうしようどうしようと慌てふためくご主人を見て。
慰謝料まで請求されて、情けない、頼りない、お金ない姿を見て "めんどくさく" なっているようです」



(はぁ???!!!!!
タナカのやつ、、、
これだけのことをやっておいて "めんどくさい" って・・・・ 

図太いにもほどがある!!!!!)



南本先生「この女も昨日まで "もう少しで勝てる! ついに勝てる!" 
そう思っていたようですね」


私「はぁ・・・ 勝てるって一体何に・・・?」


南本先生「あなたにです」


私「・・・はぁ、、、?  え、何で? 私??」


南本先生「あなたに対して憧れ… かなり嫉妬していたようですね」


私「・・・・はぁ、、、(ため息) 」



(おい、タナカ!!!! 
憧れるにしても相手を選べ!!!!!!
誰が私に憧れていいって言った???

救いようのないドブスの3等身に憧れられた私の気持ち考えてみて??!!

図太いにもほどがある!!!!!)





・・・・・
南本先生「ところで確認ですが、この実さんはこの女から慰謝料は取らないということで本当にいいんですね?   その…  」 


私「はい。構いません」


南本先生「承知いたしました」



・・・先生は何か言いたげでした。
というか、明らかにタナカに非がある "何か" が視えたのでしょう。




が、しかし、私は疲れていました。

5月23日から人格豹変した夫のともきのせいで。
マインドコントロールにより、支離滅裂で意味不明、筋が通ってないむちゃくちゃな主張や半ば脅しのような夫の(売却)催促LINEに心底疲れていました。



そりゃ、1円でも多く慰謝料を取った方がいいのかもしれない。
自分の名誉のためにしっかりと堅実に請求すればいいのかもしれない。


が、しかしです。
ただでさえ、夫による心労を抱える日常に加え、また一からタナカの証拠集めを行うこと、そして見たことも会ったこともないタナカと戦う気にはなれませんでした。


というか「この女に関わってはならぬ!」と、自分の中の"危機察知能力"がそう言った気がしたのです。