「・・・・ナイヨウショウメイ???
って何ですか?」
初めて聞く言葉でした。
道野先生「"内容証明" とはね、内容証明郵便って言うんだけど、「いつ」「誰が 」「どういう内容の」郵便を送ったか、郵便局できっちり証明してくれる特殊扱いよ」
「本件の "事実" を相手方に文書にて通知します。
不動産を保有しておられますし、さらにあなたの両親からも多額の援助を受けておられますね。
また、今回のご主人の酷い言動にてあなたが受けた精神的苦痛、慰謝料なども明記し当人に送ります。
こちらの意思表示を明確に示すことです。
宣戦布告です!」
「また、内容証明はだいたいの文字数だとかいうことも規定がありますので、今回のヒアリングを基に私の方で作成させていただこうかと思いますがよろしいでしょうか?」
私「あ… は、はい… お願いします!」
道野先生「なるべく1週間程度で作成してあなたにメールで送ります。訂正があればすぐに教えて下さい」
私「はい、わかりました」
道野先生「料金ですが、文書作成費として30,000円(プラス消費税)となります。
よろしければ本日着手金として内半分の15,000円をいただき、すぐに作成に取りかからせていただきたいと思います」
私「はい、大丈夫です。お願いします」
一気にいろいろと進んだ感じでした。
弁護士だと数十万円と思っていましたので、これだけの金額で専門家に公的な文書を作成してもらえるのだからとても助かります。
道野先生「今回、あまりに酷い内容ですので、しっかりと責任を取ってもらいましょう。
憎むべきは相手ではなく"悪事"です。
あなたはこれから戦うんですから、しっかり寝て、しっかり食べて下さい!分かりましたね!」
という訳で、この8月2日、道野先生のオフィスをヒアリングにて初めて訪れ、内容証明を作成することが決まりました。
道野先生はかなり力強く安心感があり、大きな後ろ楯を得た気分でした。
・・・私は、この道野いく子先生こそが織田信長なのではないか、と思いました。